The Girl With Kaleidoscope Eyes
「マジカル美勇伝」での絵里ちゃんの出番が終わって、しばらくたつが未だに興奮がさめない。この怒濤のような2週間を絵里ちゃんファンはどう見たか?答えはひとつ「すばらしいではないか!!」だろう。この間の番組のメインは、だれが見ても「マネージャー亀井絵里」だ。番組の趣旨からすれば、ゲストが目立ってはいけないのだろうが、絵里ちゃんにそんなことは、通用しない。あの矢口真里でさえ、その世界に踏み込むことを恐れている、俗にいう「亀井ワールド」を展開した。
だいたい、わたしは「亀井絵里」のことをどこまでわかっているのか、わからなくなるときがある。それは、複雑で深く、簡単に答えが出せないほどの多面性がある「娘。」だからだ。絵里ちゃん推しのわたしでさえそうなのだから、ほかの人には、なおさらわかりずらいだろう。いままでのモーニングのメンバーの誰とも重ならないキャラ。たとえば、さゆなら梨華ちゃんとキャラが被るので、梨華ちゃん推しはそのまま、さゆ推しになる。そして、れいなの姿には、ごっつぁんを重ね合わせているファンが多いと思う。絵里ちゃんにはそれがない。
「モーニング娘。」にはステレオタイプなイメージが既にある。いつも明るく元気な女の子たちというものだ。絵里ちゃんはこれにも、妙にあてはまらない。このごろはそうでもないが、寂しそうに見える時があったり、驚くほど大胆な言動が出るときもある。また、プロデューサーにさえ、どっちのキャラにするのか決めなさいなんて、言われた。しかし、7月にカオリンと6期メンがラジオ出演した時に「女子かしまし物語」のこの話にふれ、吉田照美が「どっちのキャラってどういうこと?」カオリン「普段は正統派なんだけど、話すと変わってるんだよね」と評価。絵里ちゃんは「そうなんですかね〜、意識してないんですけど」。照美「そう、2面性があるってファンにとってはたまらないことだよ」とそれに答える。わかってるね〜。そう、モーニングとって絵里ちゃんはニュータイプなのだ。これが、グループにとっていいのかどうかはわからない。が、この娘がこれかどうなっていくのか見守る価値はある、いや十分にある。言葉は悪いが、これは一種の実験のようなものである。そこに、わたしが引かれる理由がある。だいたい、「モーニング娘。」は存在自体が実験のようなものである。絵里ちゃんがこの実験のなかで、どんな化学変化をおこしてゆくのかを楽しみにしている。それこそが、「モーニング娘。」を楽しむということの醍醐味である。
と書いたところで、今週号(11・5日号)のザ・テレビジョンのP76に載っている「涙が止まらない放課後」発売記念SPインタビュー、4段目中ごろからの発言に注目!上記のことを裏打ちするようなことが書いてあります。どうやら、絵里ちゃん、「すんごいことになっているんですっ!!」(ASAYAN風に読む)。今、「亀井絵里」の一挙手一投足を凝視しないのは、男子いや女子も一生の不覚!わたしは、世間がなんと言おうが、絵里ちゃんを追い続ける覚悟である!
最近の絵里ちゃんは、背も伸びてきてちょっと美しくなってきた。これからは、伸びやかに、かわいく美しい女性になってほしいです。五七五を五七七にしちゃうのなんて気にしない。かわいいのにちょっとへんがいいんだよ。もっと未知の部分をわたしに見せてくれ〜、万華鏡の瞳を持つ少女よ!
(今日は「ハロモニ」で、最後の最後に絵里ちゃんの笑顔が見られた。振ってくれた、なっちありがとう)