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亀井絵里「会長(センター)への道」(2)

しかし、今さらモーニング娘。のセンターに如何程の価値があるのだろうか? かつてのように歌ごとに、センターメンバーの個性を考え、グループの成長をはかり、あの手この手で、わたしたちを楽しませてくれた3、4年前ならいざ知らず、最近の作品はどれも振り幅が狭く、おもしろ味に欠ける。曲ごとの変化は確かにあるが、ドラスティックな変化というものは、はっきり言ってない。絶頂期の沢田研二さんやピンク・レディーのヒット曲は、その振幅の大きさで、わたしのようなロック好きをも大いに楽しませてくれた。モーニングの一時期にも、これと同じ雰囲気があったのだ。次はなにが来るのかと?

つんくPはアーティストBOOK「モーニング娘。×つんく♂2」のインタビューの中で「売り上げ枚数には前後上下左右があるかもしれないけど」と答えている。普通のソング・ライターでは、なし得ないほどのヒット曲を世に送り出したのだから、今はそれほどヒット曲にこだわらなくてもいいのだろう。もはやシングル曲はモーニング娘。の音楽史におけるスタンプラリーの1通過点に過ぎないと言い切るつんくP。CDが売れない、また売れない時代ということで制作費にも制限があるのだろうが、これではいかにも寂しい。ヒット曲がすべての状況を変えることができるのに…。

最近のモーニングのシングル曲の曲調は、概ねハード・パンチャーのものが多い。これは必然的にボーカルを取る娘。が決まってくる。逆もありか、その娘。をイメージして曲を作るのか? それともタイアップ先の要請か? レコーディングには一通り全員に歌わすそうだが、曲のイメージが決まっていれば結果は、お分かりの事と思う。

絵里ちゃんのイメージはと言うと、やはり同じインタビューの中でつんくPが語っているように、「ピュア」と言うことに異論はないはずだ。デビュー当時から比べると、ずいぶん容姿も変った。性格も変ったように見える(このことはまた後ほど別題で書きます)。しかし、今でも笑う時に、口を手で押さえて笑うのだ。今どきこんな子が世の中にいるのだろうか? わたしが十代ぐらいの時には確かにいた、こんな女の子が! そしてこの間のコンサートでも、MCの時にこれをやっていたのを見た時、わたしはひどく感動したのだ!!!

(つづけ)

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