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『大阪 恋の歌』を私的比較検討分析解体する!?(2)

この『大阪 恋の歌』は、最近のモーニング娘。シングル曲における、つんくP作品の御多分にもれず、あっと言う間に聞き終わってしまう。これはいい歌だからというのではない。聞きごたえがないと言った方が正確だろう。部分部分のメロディーやリズム、アイディアは良いのだが、どうしても単調なのだ。モーニング娘。のここ1年くらいの作品(『女子かしまし物語』を除く)を聞くと、どれも同じような感覚に陥る。

メロディーはだいたい2パターン、音楽理論に詳しくないので、どちらがサビとか分らないのだが、間奏の後はたぶんサビと呼ばれているメロディーの繰り返し。これとアレンジのインストゥルメンタルで3分30秒から4分ぐらいをCDに埋めこむのだ。ひねり、ブレーク、そしてフックもなければ、フェイクもない。とにかく、淡々とストレートに進むのみ。この『大阪 恋の歌』のメロディーを試しにギターでもキーボードでもいい、演奏してみ欲しい。非常に簡単に出来ている。まるで、ルールを決めているかのように同じ音階しか使っていない。メロディーが簡単なのだから、いけないというのではない。古今東西、名曲と呼ばれているものは以外と簡単なメロディーで出来ている。しかし、この曲は、簡単しかも単調なメロディーに輪を架けて、アレンジまでこのメロディーを、なぞっているものだからたまらない。ビートルズの『レイン』や『エリナー・リグビー』は2コード(厳密にはセブンスなどを織りまぜている)で、単調なメロディーだが、アレンジ、この場合はストリングス、ベース、ドラミング、音色などで変化を付けることによって、曲をいきいきとした斬新なものにしている。このように、なにかひと味ほしい。

ここは、『大阪 恋の歌』のテーマを表現するのに必要なメロディーとアレンジなのだろう、狂おしいまでの恋心を表しているのだろう、が、芸がない。飽きる。そして、歌のイメージの広がりも感じない。また、今回は打ち込み(と呼ばれていると思うんですが)でデジタルに作られたインストゥルメンタルの音感が、キンキンして落ち着かない。アレンジャーの鈴木Daichi俊介さんは、ロック系のものは非常に良いのだが、この曲とか『Do It Now!』のようなものは、わたしは良いとは思わないのだ。歌の後半は、つんく氏とインストゥルメンタルの45秒に渡るワンマン・ショー! まあ、演奏者?はひとり、コーラスはつんく氏、あとはモーニング娘。が歌うだけ。あまり経費もかかってない?のだから、損はないか!? モーニングのメンバーのダンスが、やたらきまっているだけに悲しい…。

(つづけ)

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