モーニング娘。バリバリ A GO!! GO!!!
本年最後1つ前のライブで、また別の顔をわたしに見せてくれたモーニング娘。。それは以外なものだった!!
11月27日(日)群馬県民会館でのコンサート昼の部に行ってまいりました。その感想とまとめを書いていきたいと思います。今回のコンサートに臨む姿勢は、先の日記に載せたとおり「モーニング娘。のさらなるエンターテイメント性」というもの。しかし、それはわたしが思っていたこととは違った形で現れた。
この日のライブは、全体をとおしてれいな独特の「巻舌唱法」炸裂に代表されるように、「ラフ&ドライブ」なステージだった。これと似たような感想をいくつか見かけましたので、わたしだけが感じたものではないようだ。言い換えると繊細さの欠けたライブだともいえる。これをネガティブにとらえることも出来よう。ツアー疲れ or 慣れ and 気のゆるみからダレてしまったのか? 早く家に帰りたくなっちゃったのか? いや、違う!! すべて違う!!! わたしに言わせるとモーニング娘。は意図しているのか、してないのか、分からないが、高度に完成されたものを壊しに来たのだ!!! コンサートを見、聞きながらわたしは何度も思った。これで新生モーニング娘。は完全に完璧に出来上がったのだと。
モーニング娘。が、この力まかせのようなライブを見せたことは、わたしの経験した中では1度もない。みな、ほとんどが秩序立てて見事に予定調和の内にコンサートが終わる。その寸分の違いのなさに感動を覚えるのだ!! これは大変なことである。相当な練習のたまものだろう。それを突き詰め完成させたのが9月の武道館ライブであった。では、その箍(たが)をはずして見たらどうなるだろう。そう、メンバー好き勝手に暴走させるのだ!! その結果がこの日わたしが見たコンサートなのだ。
ある意味、決め事もなく自分達流で自由に歌い踊るメンバー達。MCさえ気ままに受け応えするのだ。まるで、今のモーニング娘。が本気で暴れたらこうなるのよ〜〜!! と叫んでいるようだった!! そこには4月同じステージでよっすぃーのあの決意表明から始まり、ややとまどいのあったメンバー達の姿は見られない。今は、自信と余裕と貫禄さえ感じられる。そして、コンサートはあっと言う間に終わり、そんなやりかたでさえ無条件に楽く、エンターテイメント性に満ちたものだった!!
すべてのライブで常に高水準のものを提供するのは不可能だ。これは世界中どのアーティストでも同じである。出来のばらつきがあるからこそライブなのだ。それでも感動を与えるのがプロの仕事。わたしはこの日コンサートが終わってもがっかりなどしなかった!! むしろ、さわやかな感動を覚えた。モーニング娘。はやっぱり昨日今日出てきたアイドルには追い付けない、はるかかなたの存在なのだと再確認出来た。うれしかった!!
作っては壊し、作っては壊し、そして次ぎのレベルへ進むのだ!! 変革を恐れてはいけない。たくましくなったモーニング娘。の未来は言うまでもなく、明るい!!! 来年への期待が膨らむライブであった!!!
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