今週の「娘DOKYU!」(34)
今週の「娘DOKYU!」第34週をお届けいたします。本当にガッタスの本ないね〜。発売してるのかしらと疑ってしまいますな。ガッタス&ハロプロ・ファンを甘く見てたんじゃないの〜講談社さん。こうなると「逃した魚は大きいぞ」じゃないが、早く手にとって読んでみたくなっちゃいます。今週の後半からは小春ちゃん登場!! この小春ちゃんを見ていると、なるほどミラクルと言われるだけのことはあると、あらためて納得。愛嬌があるよこの娘。は。本業の方ではまだその本領が発揮されてないようだが、ことタレント性においては1級品だぞ、こりゃ!! つんくPが惚れ込む訳だわ。なら、もっと大胆に使ってあげてほしいね。もったいないです。それではどうぞ。
●11月22日(火)
第2回すかいらーくグループCUP決勝戦。相手は初の決勝進出を果たしたミス・マガジン。
ガッタス、女王返り咲きまだあと1勝。
—ナレーションは後藤啓太。
先制し勢いにのった前半、そこには闘志むきだしのプレーでチームを引っ張る副キャプテン藤本の姿があった。
今やガッタスには欠かせない存在となったエースストライカー藤本美貴。
しかし2年前ハロプロフットサルチームとして12名が選抜された時、そこに彼女の名前はなかった。
「ミキティーは最初の時に選抜されなくてメンバーにいなかった。彼女にとってはそのことがすごく引っかかっていたみたい。わたしは選ばれなかったから、最初からそういうスタンスでチームに入って来た。だから最初の頃は積極性もなかったし、自信なさそうにプレーしていました。」(吉澤談、ナレーションは水野樹里。以下「 」」部分同様)
フットサルを始めた当時はネガティブな姿勢をぬぐいきれなかったと言う藤本。
—2年前の練習をする藤本の映像。
しかし、ガッタスの一員として練習を積み重ねて行くうちに、藤本の意識に大きな変化が。
「私は昔からみんなに好かれようと思わないタイプなんです。分かって欲しい人にだけ分かってもれえればいいし、それ以外の人にあいつは冷めているって思われても私は全然気にしない。でもガッタスのメンバーって私のそういうところをちゃんと分かってくれている。美貴が冷めた態度を見せても、誰も美貴はなんでそんなに冷たいのって言ってこないし、やる気ないのとも言われない。だから、居心地がいいんです。」(藤本談)
ありのままの自分をちゃんと受け入れてくれるメンバー達のおかげで次第に前向きになってきた藤本。
今やガッタスのエースストライカーとしてめざましい活躍を見せるようになったのも自然体でいられる環境あってのことだから。
「本当はガッタスが大好きで、どんなにきびしいスケジュールでも絶対に練習を休まないくせに、彼女は時々わざと練習に行きたくないって言ってみたりする。でも、ガッタスのメンバーはみんな、そんな彼女のことを分かっている。彼女のそんなふるまいをしっかりと受け止める雰囲気を持っている。だから、彼女も安心して素の自分を出すことが出来たんだと思う。そんなガッタスのさっぱり感が彼女がガッタスのことを大好きになった理由の一つなんだと思う。」(吉澤談)
自然体でいられるからこそ本領を発揮出来る。
初めは消極的だった藤本がフットサルへの情熱を呼び覚ますことができたのはチームへの愛着。
そしてメンバーとの絆だったのだ。
こうしてメンバーひとりひとり、思い思いのガッタススピリッツを胸にいだき試合に臨んでいるガッタスのメンバー達。
みんなの気持ちが一つになって勝利へ突き進んで行く。
ガッタス、女王返り咲きは目前だ。
—決勝戦の映像が続く。
●11月23日(水)
第2回すかいらーくグループCUP決勝戦。前半を1点リードで折り返し、ガッタス、V奪還まであとわずか。
しかし、相手チームのミス・マガジンもこのまま引き下がるわけにいかない。
後半はボールの奪い合いが続く、激しい攻防戦に。
決して攻撃の手を緩めないガッタス。この1勝にかける執念、集中力はとぎれていない。
さらに北澤監督は最後の切り札、辻をフィールドに送り出した。
本来はゴールを守る辻がガッタス優勝のため果敢にボールに食らい付く。
そしてガッタスついに悲願の瞬間が。
—ここでホイッスル。客席のファンが一斉に立ち上がる。
ガッタス、第2回すかいらーくグループCUP制覇。
準優勝に終わり悔し涙を飲んだこの夏の冒険王リーグから2ヵ月。
今回こそ絶対に負けたくないというメンバーひとりひとりの強い思いが見事チームに栄冠をもたらした。
しかし、キャプテン吉澤はこの結果に満足することなくさらなる成長を誓う。
—トロフィーを掲げファンに見せる吉澤。マイクに向かい誓う。
「8月のお台場カップのリベンジということで挑戦者として今日は臨んだんですけども、見事優勝を勝ち取ることができて本当にうれしく思います」
「なんか負けても悔しいんですけど、勝っても悔しい気持ちがなんかあるんですけど、きっとそれは次に繋がっていくものだと思うのでこの勝っても悔しいと思う悔しさを次また(聞き取り不可)ガッタスを作っていきたいなと、ちょっと分かりにくいかと思いますけどありがとうございました」
—それを聞いていたメンバー大笑い。
たしかに今回の大会で優勝し前回の雪辱を果たすことが出来たガッタス。
しかし、その内容はまだまだ納得のできるものではなかった。
もっともっと強いチームを目指したい。そしてファンの期待にも応えていきたい。
勝っても悔しい、この言葉はそんな吉澤の本音だった。
そして、戦いは今後ますます過激なものに。
年間をとおしてのリーグ戦、スフィアリーグいよいよ来月開幕。
ガッタスはさらなる飛躍を目指す。
—ファンに手を振りながら場内を回るガッタスのメンバー達。みな笑顔だ。
●11月24日(木)
「どんっ!! どどん〜!!」
メッセージを取り出す久住。新しいお部屋にいる。
「読みま〜す!! 久住ちゃんへ。すっばらしいミラクルを今ここで起こしてださ〜い。自分のPRをして下さい。ものまねOK。よろ〜、えりりんより」
「亀井さんからで〜す!!」
「ものまね? あれしかないですよね、あれ。じゃ、早速やろうと思います」
「はい、まず自分のPRからしたいと思います。え〜と、小春は梅干しが大好きなんですよ。で、今ここに梅干しがありま〜す」
「は〜いいにおい」
容器に入っている梅干しのにおいをかぐ久住。
「見てください。どど〜ん」
それをカメラの前に持って来て見せる。
「すごい、いっぱい入ってる。どど〜ん」
もうひとつの容器に入っている梅干しを見せる。
「これがかりかり梅」
梅干しを食べている久住。
「う〜〜ん、すっぱくておいしい」
「はい、あと、小春の特技はですね、そろばんなんですよ。で、1級を持っているんですよ。なんと」
「へっ!! そろばんをやるんですか」
そろばんと問題用紙を受け取る久住。
「へえっ!! どうしよう!!」
「やばいですよ、待ってください。2年ぶりなですよ。見てください、これ」
そろばんを上下に振る。
「いい音。へえ〜」
「やばい、見取り算見てください」
珠算能力検定問題と印刷されている問題用紙をカメラに向ける。
「コンマが3つも付いてる!!」
「次、かけ算。すごい」
それも見せる久住。
「次、わり算」
これも見せる。
「え〜、無理〜。すごい、え〜」
「せっかくなんでやってみたいと思います」
「ここでミラクル起こそうかなと思って、やってみたいと思います」
「文鎮がない、文鎮が!!」
立ち上がり部屋の中を探しまわる。
「これ? これなに?」
「じゃこれを文鎮がわりにしま〜す」
横長のガラス瓶のようなものを見せる。
「あと鉛筆、鉛筆。あっ、そうだ鉛筆で、あのですね、小春その時、5年生の時」
●11月25日(金)
「今、見取り算が終わりした〜。イエイ〜」
「次、かけ算です。ど〜ん」
「は〜かけ算だ、やばい」
「やろうと思うんですけど、その前に集中力を高めるために梅干しを食べたいと思います」
「あ〜、いいにおい」
2つ食べる。
「味が違う。おいしい」
「よし、これで大丈夫で〜す!!」
「よ〜い、どん!!」
そろばんをはじく久住。真剣な表情だ。
「え〜とこんな答長かったっけ」
答案用紙に答えを書き込む。
「ちょっとこの問題おかしい」
もう一度計算する久住。あせっている。
「首が痛いよ〜」
「なれてないよ〜、あ〜首が〜」
「後ろの方ぐじゃぐじゃになっいてる、やばい」
「やばい、10分経っちゃった〜」
「あ〜〜、後ろの方が〜」
「首が痛い。首が痛い」
「急いでわり算に行かないと」
「あ〜落ち着け」
あわてて鉛筆のキャップを落とす久住。
「梅干し食べよう」
2つ頬張る。
「よ〜い、はじめ!!」
自分に気合いをいれるように叫ぶ。
「やった、やった、やった〜」
答えを書き込む。
「終わりだそうで〜す」
「ちょっと待って。やだやだ〜、緊張するよ〜。ちょっと待って〜、これあってるの〜」
答案用紙を整理する久住。
●11月26日(土)
「自分をPRして下さい。ものまねOK。ものまね。ものまねは〜、じゃ、1個目やります。松山千春さん。ちょっと待って下さいね」
後ろを向き手で顔を隠している久住。振り向いて。
「3、2、1。はて〜し〜ない〜おお〜ぞら〜に〜。はい、終わりで〜す」
「似てたかな〜。これ良くやるんですよ」
「で、今度1個新しいのがあります」
「道重さゆみさん。道重さんをやります」
「3、2、1。世界でい〜ちばんかわいいのはさゆみんですっ!!」
顔を手で支え、首を傾げる久住。道重が良くやるポーズもまねる。
「これ道重さんのかわいいキャラで、さゆみんですってやるんです!!」
「あとですね。小春のPRか〜。ん〜ん。なんだろう〜。あっ、思いついた!! バレーボールをやってたんですよ。それでキャプテンをやってて、ポジションはセッターだったんですよ。最初の時オーバーが上がらなくて、こんななってたんです。こんな」
手をばたばたとさせ、その動きをやって見せる。
「今じゃちゃんと出来るようになったんですよ」
「こんなですよ、こんな」
ふたたびその動きを笑いながらする久住。
「すっばらしいミラクルをここで起こしてください。これこれ一番上に書いてある」
「で、ミラクル〜。ん〜、小春ミラクルどうして起こしているんだろう」
「ん〜なにがあるかな、探しにいきます、ちょっと」
立ち上がる久住。
「ないな〜」
ドアを開ける音。
「剣玉〜」
棚から剣玉を見つける。
「剣玉、剣玉、見て〜」
「剣玉やったのが小学校2年生の時になんか、昔の道具あそびというのを小学校2年生の時やって、生まれてから2回しか剣玉に触ってないんですよ、それで」
剣玉を持って、立ちながら話す。
「小春、剣玉の役じゃなくてお手玉だったんですけど、今もできないんですけど、お手玉の役で。剣玉で1回やったぐらいで2回しか触ってないっていう」
「すごいな、これ。じゃ、やってみたいと思います」
「ちょっとこわいな、これ。持ち方とかあるんですかね」
「ここに乗せます、ここに。はい、じゃ」
「亀井さんのはがきでミラクルと書いてあったので、今からミラクル起こします」
「せ〜〜の!!」
剣玉をする態勢から、玉を引き上げる久住。
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