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12−5−3=レインボー7!?(5)

本来ここには、3月に発売になる29thシングル『SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜』が入っていたのかもしれない。それが出来なくなり、『直感2〜』と『女子かしまし〜』を12曲という数合わせのために入れざるを得なくなった。そう考えても不思議ではない。本アルバム用に別の新曲が出来なかったとも考えられる。そういえば、アルバム収録曲の多くはモーニング娘。の各時代を反映しているような気もする。まさか、その時の捨て曲を持ち出したのではあるまいな?

このテーマの1回目に書いたように、現在のモーニング娘。は自分達のスタイルを築き上げ、実力もあると見ている。グループとしてのまとまり、バランスも以前のモーニング娘。より良いと思う。そこで、このような小手先だけの変化球ではない、正攻法のアルバムでモーニング娘。というひとつの塊としての魅力を伝える作品を創って欲しかった。そのためにはアレンジやサウンドもなるべく統一する必要もあったのではないか? モーニング娘。がアルバムに貢献出来ることは、たかが知れている。歌にしたって、各曲とおしで歌わせた後、コンピューターソフト上で、つんくPまたはスタッフが各パートごと切り刻み、ぺたぺた張り込むだけだと思う。音程の誤差など修正も楽だろう。そして出来たものをメンバーに聞かせ自分のパートを覚え込ます。彼の音楽制作上の作業は、こんなところだと思われるが。

モーニング娘。の浮沈は、いまさらいうまでもなくつんくPが握っているのだ。ファンだけでなく、もっとより多くの人達に届くような作品を創って欲しい。同じような曲の拡大再生産はもうたくさんだ。また、アレンジも重要だ。歌はアレンジでいかようにもなる。その演奏もしかり。採算の都合など考えず(資金ならアップフロントは十分持っているだろう)、プログラミングに頼らない生楽器などをもっと使って欲しい。わたしはコンピューターやプログラミングで創る音楽を否定するもではないが、多用するのはまずい。音が薄い感じがするのはそのためかもしれない。アルバム中2、3曲でもこのようなバンド形式のものがあれば、ダイナミックな躍動感が生まれ、印象がだいぶ違うはずだ。それはそのままモーニング娘。のイメージでもあるのだ。

コンサートへ行くとよく耳にすることがある。それは地方でのコンサートの惨状ぶりだ。実際行ったわけではないので事の真偽はわからないが、察するに本当であろう。ようするにモーニング娘。の地方コンサートは空席が目立つというのだ。この原因をテレビに出ないから、映らないからだとする意見がある。これも一理ある。しかし、テレビ側もなにもなくて出演せるほど余裕はないだろう。モーニング娘。が歌手である以上、やはりヒット曲や、人々にカラオケで歌ってもらえるような曲を生み出す必要がある。そこで話題になれば、テレビとて放ってはおくまい。事はそんな単純ではないかもしれないが、これが基本だろう。今の世の中、テレビに出演すればさらに人気は上がり、ドラマやCMに出ることも夢ではない。これは彼女達自身にとっても、芸能界で生きていく上で貴重な財産になるはずだ。まず、いい作品。誰にでも堂々と勧めることの出来る歌を創ることが先決だ。わたしも「モーニング娘。いいよ!!」といってCDを人に勧めたいのだ!!!

最後にこのテーマを終わるにあたり、これだけは言っておきたい。あのすばらしいモーニング娘。OG達の時代には、彼女達の魅力の他に彼女達を最高に輝かすことの出来る、最高のプロダクションがそこにあったことを忘れてはならないと……。
  
(「12−5−3=レインボー7!?」はこれで終わります)

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