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「リボンの騎士 ザ・ミュージカル」は天馬博士の試験管ベビー!?(4)

思い返せば、5期6期メンバー(ミキティーは入れません)の苦闘する姿というのはそれほど見た、見ることができた記憶がありません。7期の小春ちゃんにいたっては合宿さえありませんでした。このへんが今でも彼女達のイメージがピンとわかない原因のひとつかもしれません。このミュージカルの練習模様などが、テレビで見られればその一助となりそうなんですけど、そうなったらなったで、みな公平に扱うということはむずかしいでしょうね。

そして、このミュージカルの結果は大成功、まあ、大が付くかはわかりませんが成功を収めるでしょう。メンバー達の奮闘ぶりが讃えられ、演出家の木村氏、作曲家の甲斐氏も多少の不満はあるもののメンバー達をほめるでしょう。わたしはそれより新聞一般紙の芸能欄にその講評が出、けなされてもいいから作品としてこのミュージカルが評価されたらうれしいですね。ファンも新しいメンバーの一面が見られて喜ぶはず……。

しかし、わたしが考える本当の問題は「その後」なのです!!! このミュージカルのレッスン、本番(ステージでは生演奏)をとおして自己主張をすることを覚えたメンバー、とくにヤング・モーニング娘。がどうつんくPと対していくかということ、このことがちょっとオーバーかもしれませんが「壮大な実験」なのです。この後も、つんくPから新曲のたびに彼の仮歌を聞かされることは間違いありません。その時、これ以前のようにほとんどそのまま仮歌を鵜呑みにして歌えるのだろうか? そこにミュージカルで学んだ(学ぶはず)自我を入れ、仮歌から自分流に咀嚼し自己表現をしたらどうなる? つんくPはそれを許すだろうか? また、それを期待してこのミュージカルに打ち込ませるのか? 事務所がこのような本格的なミュージカルを企画した意図はなんなのだろうか? いずれにせよ、これはミュージカルに出演したメンバーすべてにとって、やらないよりやったほうがはるかに有益な仕事だといえるでしょう。

そんなことをいっておきながら、やはり秋以降はいつもどおりの日常が戻ってくるような予感がします。彼女達もある意味「プロ」なので、その使い分けができるはず。アイドルの仕事につけば、アイドルの役割をこなし、ミュージカルはミュージカルと割り切るでしょう。当然、シングルもその仕事のひとつで、つんくPのイメージを壊すことなく、彼の分身として歌いきることとなります。秋ツアーを終え、年末にはまたOGと組んで紅白に出場する。ファンはそれで安心するでしょう。アイドルはファンから遠く離れては生きて行けないのです。

もったいない!!! 実にもったいない!!! わたしはそんなことになって欲しくないと思います。今回の作品はよく考えると本当に意味のあるものだと思えてきました。ここから学んだことを、すべてのメンバーが必ずその後の自分達に反映して欲しいと願っています。それは自分達のためでもありファンのためにもなることと思うからです。最初はこのミュージカルに、なんとなく高を括っていたわたしをテレビだけでここまで本気にさせた木村氏は、本当に優れた演出家です。わたしはすでに彼の術中にはまってしまったのですから。

(「「リボンの騎士 ザ・ミュージカル」は天馬博士の試験管ベビー!?」はこれで終わります)

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