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Helloラヴピィ!!! Goodbyeラブマ!!!(越谷編3)

見方が分かれるといえば、コンサートの進行具合もそのひとつだろう。ご存じのとおり今回のツアーはニュー・アルバムである「レインボー7」のプロモーションも兼ねているので、アルバムの内容をコンサートに移し替えている。また、アルバム自体もコンサートを意識したつくりになっているので、そこから逸脱することは許されない、とつんくPは考えたのだろう。そのためコンサート自体はいつになく演出じみている。

まず、どうしても1曲目と最後の曲は自然と決まってくる。1曲目オープニングは、まあこれでいいだろう。だが最後の曲は、曲そのものがこれでしかありえない曲なので動かしようがない。しかも、それを強調するような演出もされている。ここでいうのはお楽しみが消えそうなので控えるが、だめ押しをされるような演出だ。実はその後も館内うぐいす嬢のダメのダメ押しまでご丁寧についてくる。これはまるで頭からしっぽまでひとつのパッケージとなっているコンサートではないか!! いや、これはショーなのではないか!!! ここに新鮮味を感じるか? はたまた、窮屈さを感じるか? 人によって違うだろう。

最後の曲が決まった時点で困ったことが起きてしまったのも事実だ。それは、本来アンコールやクロージングにうってつけの曲が、コンサートの前半部分に集中してしまったことである。コンサート自体が平板な印象を受けるのはそのためもあるはずだ。そして、締めの曲も2曲あるようなセットリスト。ここからもなにか、間延びした印象とともに「核」のなさを痛感する。

たとえば、『Go Girl 恋のヴィクトリー』や『愛あらばIT'S ALL RIGHT』は月並みではあるが最後に持ってきたほうが栄えるし、今回の位置にあるといかにも間が抜けた感じで、曲そのものの値打ちも下がるような気さえする。アンコール前の最後の曲は、『なんにも言わずにI LOVE YOU』なのだが、同じようなコンセプトを持つ『さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!』がアンコール2曲目、実質最後の曲にあたるわけだが、並べられていてなんともくどい。そんなことで、あまり山場を感じさせないで終わる。

これはアルバムを聞いた時点でわかっていたことだが、コンサートを「生きもの」ととらえているわたしには理解しがたい。モーニング娘。のコンサートは演出上、そんなに自由の効くものではないが、それでも、ライブならではの良さがあるものだ。アンコールでは、それまで溜めていた快感をいっきに爆発させ娘。達とのエクスタシーに浸りたい。しかし、それはつんくPによって阻まれてしまった。ここはアルバム「レインボー7」でやっていたように、『さよなら SEE YOU 〜』を最後に持ってゆき、そこまでをひとつの括りとして終わらせる。そして、アンコールに『ラヴ&ピィ〜ス! HEROがやって来たっ。』と『Go Girl 〜』や『愛あらば〜』などを持ってくるべきだ!! その方がコンサート自体をパースぺクティブに映し、見るものに感慨深さを与えるだろう。だが、それは出来ない。出来ない。出来ない。舞台演出の方の意見か、つんくPにはどうしてもやりたい演出があったからだ!!!

(つづけ) 

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