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Helloラヴピィ!!! Goodbyeラブマ!!!(神奈川編3)

ここではいつものことがいつものように整然と進んで行く。会場入り口のカメラチェックで並ばされる行列。中に入るとグッズ売り場に並ぶ行列。それは男子トイレへと続く。ホールの中に入ればすでに満員の客席。開演15分くらい前から自らの慈母観音に会うための身だしなみチェック。エチケットにスプレーを吹き付ける。そして開演。モーニング娘。が黒いシルエットとなってステージに現れると、いつものように歓声が沸き、リズムに合わせ強烈にジャンプを繰り返す。そう、その時のために準備運動は怠ってはいない!!

今回は越谷での2階ファミリー席とはだいぶ違って、1階10何列目かの比較的ステージに近いところでの鑑賞となった。したがって前回とはまた違う見え方、印象となった。もうすでにかなりの回数同じステージ構成をこなしているので、モーニング娘。のパフォーマンスは越谷に比べ滑らかなものとなっているように見受けられた。それは、見ている客席も同じだった。教育というものは恐ろしいもので、すでに曲順やその振り付けも事前に教え込まれているらしい。ひとつの曲が終わると次の曲の振り付けの準備に入る。そこには戸惑いなど介在しない。ここでもファン達は理路整然と応援をこなす。それはまるで祝祭の儀式を滞りなく進めて行く信徒のようだ。

モーニング娘。のステージングはたしかに滑らかにはなったのだが、ステージに近いことで全体を見ることには無理があった。その点では、2階席から見下ろす形で全体の動きが見られるコンサートには、それなりのうまみがある。ぜいたくだがここでは奥行き感が乏しい。そのためか振り付けに面白みが感じられなかった。またそれだけではない、遠くでは見えなかったアラも見えてきたのだ。歌われる曲のイメージなのかわからないが、どうもこの振り付けの面でもグループとしてのまとまりや威圧感を感じさせないのだ。ダンスに関してはあまり詳しくないので恐縮だが、バラバラな感じ。もちろん、統率は取れているのだが、表現の方法が悪いのか意味付けが素人には感じられないのだ。今回は昨年秋の段差の多いステージセットと違い、全面を広くとっているのだからもっとダイナミックな演出もできたのではないだろうか。横1列になることもなかったようだし、10人いる大きさ、広さが見られなかった。さいたまスーパーアリーナでは違う演出になるのかもしれないが。抽象的な言い方だが、立体感がないといったらおわかりだろうか? 『レインボーピンク』の振り付けの稚拙さはもっと改善の余地あり。最後の『さよなら SEE YOU AGAIN アディオス BYE BYE チャッチャ!』にしても、中央で円い輪の状態でグルグル回るのはちょっと素人でも考えそうな振り付けだった。

これら振り付けも、すべては歌のイメージに触発されて創られるものだと思う。やはり輪郭がはっきりしている曲の方が表現しやすいだろう。くどいようだが、かつての大ヒット曲の振り付けは、多少説明的ではあるものの何を表現しているかすぐに納得できる取っ付きやすさがあった。そしてそれは素直に楽しく、やってみたくなるダンスだった。

その他の点に関しては毎回同じ進行でコンサートをやっているので、とくにいうことはない。常に同じレベルでのパフォーマンスは見事。そこで今回はこのへんで終わりにしたいと思う。それにしても面白くないものを書くのはつらい。いったいこんな気持ちで、名古屋まで行く意味があるのだろうか?

(「Helloラヴピィ!!! Goodbyeラブマ!!!(神奈川編)」はこれで終わります)

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