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新曲発売の胸の高鳴りはどこへ消えた!?(1)

ジョン・レノンは、自分の創る曲を身の回りに起こった日記のような感覚で聞かせたいと望み、新曲『インスタント・カーマ』を録音からわずか1週間で発売した。それが良かったのか悪かったのかわからないが大ヒットにはいたらなかった。しかし、曲はシンプルかつソリッドなロックでこの時期のジョンの傑作のひとつである。

モーニング娘。の30枚目のシングルが6月20何日かに発売されるらしい。いつかは出るので発売されることは間違いない。また、なにやらいろいろなことを企画しているようだ。わたしはもうシングルに関してはなにも期待してない。この間のアルバムとシングルで吹っ切れてしまったようだ。わたしが考えるに、もはやモーニング娘。のシングル発売という行為は、ファンクラブ通信の役割しかはたしていないように思える。つまり「私達はまだ元気でやってますよ」とファンの方達のみに訴えているようなもの。そして、ライブへのレパートリーを増やすことも重要な役目だ。いつまでも同じ曲ばっかりでは味気無い。そんな、一種、メンバーとファンとの交換日記のひとつに成り下がってしまった。そう考えればシングルがより広範囲に売れないのも納得がいく。先のシングル『SEXY BOY 〜そよ風に寄り添って〜』の各雑誌での決め文句は「ライブで盛り上がること必至!!」であった。そう、ライブでしか盛り上がれない。ライブに来た方でなければ良さは伝わらない。ライブに行かない人(いわゆる一般の人)にとってはどうでもいい曲なのだ。

現在のモーニング娘。には大ヒット曲などいらない。もう、スターはいらないし、スターである必要もないのだから。みなさんご存知のように、かつてのモーニング娘。はスターおよびタレント養成学校の趣があった。それはこの2人の対談からもわかる。「モーニング娘。バイブル 知りたいこと、全部。」2001年9月に発売された本(わたしが持っているのはそれを文庫化したもの)の中にある「サエキけんぞう×桜井鉄太郎 対談」がそれ。この2人が『愛の種』に関わるきっかけが語られているくだりで、事務所から相談を持ちかけられた桜井氏はいう。

「最初は全然大きなプロジェクトじゃなかったんです。ある日、旧知のアップフロントエージェンシーの人間が来ていうには「ASAYAN」の「シャ乱Qロックボーカリストオーディション」の敗者の中でどうしても落としがたい子たちがいる。これをグループとして売り出せないかと。その中では安倍という子がダントツに良い資質を持っているので彼女のソロなんてやり方も考えられるんだけど、他の子も直感として落とせない。安倍なつみをソロでドカンというのもまだちょっと早いような気もするし、一旦グループの中で揉ませておいて、各々がどういう風に光ってくるのかを見ようということになったんです。」

(つづけ)

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