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新曲発売の胸の高鳴りはどこへ消えた!?(2)

その後の展開はご覧のとおり。この手法は、ごく一部の例外を除き現在まで脈々と続くハロプロの専売特許となった。モーニング娘。しかり、Berryz工房、℃−uteしかり。もっと拡大解釈すれば美勇伝なんかも入るかもしれない。ミラクルエースと称しても、実際その名にふさわしい活躍をするまでに1年もかけている。それはこちらがじれったくなるほどの時間だ。

このように時間をかけ、才能が熟成するのを待つというやり方はある意味、非常にクレバーな方法だ。リスクも少ない。そして、この発言が本当なら、本当だろう、モーニング娘。というものが、全体の大きな構想というものはあったにしても、行き当たりばったりの発想だったことがわかる。しかし、あにはからんや彼女達は売れた。おそらく期待はしていたのかもしれないが、瓢箪から駒といったところが正直なところだろう。一時期は低迷したこともあるが、その難局もそれこそ奇跡が起き、乗り切った。そこがすごいところでもあるのだが。すばらしい楽曲にもタレントにも恵まれた。勢いというものは恐ろしいもので、この時期のモーニング娘。は破竹の勢いだった。

ところが、気が付いたら自分達が考えた以上に大きくなっていたのではないか? そして方針転換。こんな時「バブルが弾けた」というありきたりな表現が一番ふさわしいのかもしれない。今度はその清算段階に入った。それでも事態は変わるわけではない。現実に卒業した彼女達はハロプロ内に残るのだから。そんな飽和状態のしわ寄せが、現在のモーニング娘。を襲っているのではないかと考えるわけである。もし、モーニング娘。に稼いでもらわなければならない状態なら、しゃにむにプロモーションをかけたり、楽曲に力と金を注ぎ込むだろう。こんな時代だ、金さえ出せば番組にも出られるだろうし、雑誌のスペースを買い取ることも出来る。スキャンダルだって有効だ。そんななりふりかまわぬ感じは受けない。今のままで結構。これでみんなが幸せだ!!

かつてはその時間をかけたメンバーを売り出し、グループの幅を広げるためにもあったセンター制らしきものも現在はない。ほぼ体制も固定的だ。いつかは自分のひいきにしているメンバーもいい思いが出来るのではないかと、期待を持たせることに成功していた時期もあったが、もうその必要はないのである。わたしが思うに、紺野と小川の卒業も、遠い原因はこのへんにあるのではないかと考えている。もちろん、公式発表は本心だろう。だが、頭のいい紺野だ。すでに『涙が止まらない放課後』で久々のセンター制導入ともいえるメインボーカルを取った事実を踏まえ、これから先、将来のことを考えた場合、不安を覚えるのは人情だろう。その後の発言では「仕事(芸能界?)は好きなのでまたやってみたい」ともいっているようだ。なら、それほど勉強に固執することもないだろうと思われるが。両立をしていくのはむずかしいと考えた彼女らしい判断と思う。そこにはモーニング娘。やハロプロに対する未練はない。さすがの洞察力だ!!!

(つづけ)

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