所詮、金魚鉢の中の盆踊りなのかぁ!?(1)
紺野あさ美さん、ご卒業おめでとう!! 小川麻琴さん、まだもうちょっとあるけどご卒業おめでとう!! なんか中途半端で、なんとかならなかったのかなと思いますが、モーニング娘。のファンのことですから、ミュージカル千秋楽にはすてきなイベントを用意してくれるでしょう。それまでお楽しみに!! また、いかにも5期メンらしい卒業式でしたね。愛情を込めていわせてもらえば、最後まで4人グダグダでした。早くも、2人の抜けたモーニング娘。のプロフィール写真が、コンサート告知パンフレットに載っていましたが、なんかさびしいね……。
今回の夏のツアーは「Hello! Project 2006 Summer Wonderful Hearts Land」と銘打たれたもので、いわゆる、ハロー!プロジェクトのコンサートではありません。お姉さん組が混じっていない、ハロプロでも年齢の若い子達のみで構成されたコンサートとなっています。もう、説明するまでもないですよね。そこから、いつものハロコンでは出来ない!? 若さを前面に押しだし、思いっきりはじけたナンバーでお祭り騒ぎを演出しようじゃないか!! とコンセプトをブチ上げたのでしょう。ファンにもノリノリで踊りまくってもらおうじゃないかと。これは最高だ!!!
実際、コンサートが始まるとその狙いは成功しているように思えたものです。が、コンサートが進行して行くうちに、現在のつんくPの創り出す「音楽」に、イマイチ乗り切れない自分がいることに気が付いたのです。このコンサートの出演者は、モーニング娘。、辻希美(2日目の夜に松葉杖をついて挨拶に出たのんちゃんは、足以外は元気そうなのでなにより。お大事に)、美勇伝、Berryz工房、℃-ute。次から次と歌われる最近の曲は、どれもそれほど差を感じさせないものばかり。もちろん、1曲1曲は違いますよ。うまく出来ています。印象的なフレーズもあるし、遊びもあります。これらの曲は、どのグループが歌ってもそれなりに聞けるでしょう。ハロプロの統一感を持たせているといえばいえなくもないですが、以前のタンポポやプッチモニ。、ミニモニ。などのように、はっきりとしたテリトリーはないように感じます。また、アレンジも凝ってはいるのですが、アレンジャーの特色みたいなものはないように思えますね。
そんなことで、しばらくすると飽きて来てしまいました。このメンバーで歌い上げる曲を求めるのもなんですし、コンセプト自体がそうではないのでしょうがないですね。おまけに、やはり若いからなのでしょうか、曲がそうからなのでしょうか、歌声が届かない、詞が良く聞き取れないという場面がいくつかありました。PAで増幅した歌声より、後ろに陣取るファン達の歌声が良く聞こえるという、ちょっと信じられない現象が起きる始末!? 2日目夜は、それほど感じなかったですので、なにか改善されていたのでしょう。わたしはこんなふうに見て、聞いていたのですが、会場のみなさんは全然違ってましたね。いつにも増して盛り上がっていました!!!
(つづけ)
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