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もう1度いおう!! 亀井絵里は役者に転向せよ!!!(3)

どういう顛末でこの映画「星砂の島、私の島」が製作されたのかは、わたしにはわかりません。製作にアップフロントエージェンシーが一枚噛んでいますので、当時デビューしたてのモーニング娘。6期メン(もちろん絵里ちゃん、さゆ、れいな)売り出しのため、強引に3人を押し込んだと見るべきなのでしょうか? ここで、絵里ちゃんは「豊見丸美紀子(通称マルミ)」という準主役級の役に就いています。まあ、これも演技経験のない、しかも芸能界に入りたて娘。を使うという、すごいことをやったわけですね、製作側は。

このマルミっていう子は、ちょっといやなヤツなんです。勝ち気で意地悪!! でも最後は、みなと打ち解け人間的に成長するという役。映画のDVDの特典インタビューでも、自分と性格が違うのでこのキャラクターを理解するのに大変だったといっています。それでも台本を良く読んで役作りをしたそうですよ。ここで、この映画の出来についてお話する余裕はありませんが、絵里ちゃんはこの役、むずかしい役を演技初体験にしては、ぎこちなく技術的には多少難のあるものの、非常にうまく演じていたと思います。その理由は、やはり「無記名性」にあるのです。本人が意識しているか、無意識なのか、いずれにしても本当にこういう子がいるのかもしれないと思わせるほど、いやなヤツ=マルミという人物に成りきっていました。デビュー間もないということもあってか、亀井絵里というタレントが、どういう人間かわからないのも幸いしていたのかも。そこには「亀井絵里」という「顔」は見えなかったのです。

絵里ちゃんの演技感の良さ。いわゆる「筋のよさ」はこのインタビューの中にもあります。映画で本番を撮る前に、リハーサルのためVTR収録というものをしたそうです。そこでプレーバックしたものを見てこう感じたというのです。「自分が思っていた以上に(演技を)大きくやっていいんだなと思いました」と。この発見はすばらしいものです!! よくあの人の芝居は演技くさい、芝居臭いなどといって、その大仰さをなじったりしますね。そんなこといったら歌舞伎なんて成り立たないのですが、多少大げさにやらないと見ている者に伝わらないものもあるのです。絵里ちゃんは、この段階で芝居、演技の秘密を知ってしまったというわけね!!

あまりの熱の入れように? すっかり肌まで黒くなり「地元の子(沖縄・竹富島)みたいになってたよね」(さゆ談)ということです。う〜〜ん、ここまで来ればデ・ニーロ真っ青じゃ〜ありませんか!? モーニング娘。6期メン最初期の初初しい3人が見られる映画なのですが、この頃じゃあ、ちょっと忘れられた存在なのはちとさびしい!! しかし、その後の絵里ちゃんを見ていると、ここでの体験はもうひとりの自分を見つけたような気分だったのではないでしょうか? すっかり自分を捨て「演じる」喜びに取り憑かれたようにも見えます。この面では、この映画に感謝しなければいけないのかもしれませんね。そして、この素質または資質というもは、「生まれつき」という部分が大きいので、誰も彼もあるというものではないのです!!!

(つづけ)

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