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オレは天下の名(省エネ)Pつんく♂や!!! ちょっと売れ過ぎたな!?(4)

すっかり!? といっても2度目だが「オリコン1位」という権威を失墜させてしまったつんくP。2位との差、約16,000枚というブッチギリの1位獲得!? さすがの名プロデューサーぶりだ!! 初回盤2種類は余計だった感じさえする。次週の1位曲は『歩いてる』の10倍以上の売り上げのようだ。オリコンも頭を悩ませているだろう。「我が社の1位ってなに?」。とまあ、イヤミを並べたてたが『歩いてる』は前作に比べるとチャートの落ち具合が遅いようだ。最終的には前作越えは間違いないだろう。その勝因は今のモーニング娘。のイメージに近い楽曲だったということだろう。そういった意味ではモーニング娘。の良き理解者としてのつんくPはまだ有効のようだ。ギラギラ、ウエウエ、パワフルな曲調より、このような優しさを前面にだしたもののほうがこの8人のキャラクターに合っている。センターラインをいじったのも新鮮さを感じさせた。このことは以前からいっていたのだが、なかなか実現しなかった。わたしはこれがうまく行ったと信じている、すでに遅い気もするが。

そうはいってもこの曲の「手抜き感」は否めない!! 今は亡き著名な現代音楽の作曲家・黛敏郎氏は自身のテレビ番組「題名のない音楽会」で、ヒット曲「南極物語のテーマ」を創ったギリシャ人アーティスト・ヴァンゲリスに嫉妬した。なぜなら、その曲は単純な1つか2つのメロディーの繰り返しに終始する楽曲だったからだ。「これがヒットして儲かるならうらやましい」黛氏の感想はこんな言葉だったと記憶している。もちろんだからといってヴァンゲリスは大した作曲家ではない、というつもりはない。わずかなメロディーでも映画の映像とあいまって、人の心を捕らえるなにかがあったのだろう。しかし、黛氏でもやはりこのような結果をうらやましがるのだ。それが人間というものだ。また、これがないと芸術は向上しない。

これをつんくPに当てはめてみよう!! おそらくつんくPに嫉妬している業界関係者は多いだろうと推測する。この程度の楽曲で1位を取り、おまけにピンク・レディーの記録まで塗り替え日本歌謡史に燦然と輝く記録を残した。しかも、いつも若い子供のような女の子達に囲まれて仕事をしている。ウワォ!! よだれが出そうだぜ!? 老後は夢の印税生活だしな、たまらんぜまったく!!! もし、この『歩いてる』をアマチュアのソングライターが創り、UFAに売り込みに来たら「採用しよう」というだろうか? 答えは「NO!!!」だ。駅前で歌うアマチュア・アーティスト達のほうがまだ凝った歌を創っている。

だが、これもヴァンゲリスと同じでつんくPの曲にはなにかがあることは間違いない。どこか破調で脱力感のある彼の楽曲はそれ自体が「個性」なのだ。レコードコレクターズ増刊「コミック・バンド全員集合!」という本の中で、「おもしろ音楽偉人伝」というコーナーがあり、そこでつんく♂が取り上げられている。ライターの加藤義彦氏はつんく♂プロデュース作品の魅力を「着想のバカバカしさに一番の魅力がある。(略)シロウトの一発芸のような「一度笑ってくれたら大満足」という潔さもある。」と評している。これは主に彼の手掛けた企画ものCDのことを指しているのだが、モーニング娘。やハロプロの各メンバー、ユニットの楽曲にもいえる。そう、このどこか脇の甘い、ユルユル感は誰にも代えがたい能力ともいえる。かつては!!!

(つづけ)

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