「モーニング娘。の亀井絵里」と「亀井絵里」とのハザマで!!!
ということで亀井絵里は19歳になったのだが、18歳だった「モーニング娘。の亀井絵里」は今年も例年どおり!? 大して収穫のない1年であった。これは亀井のせいではなく、モーニング娘。自体も同様な結果なので彼女を責める気持ちはさらさらない。また、モーニング娘。で亀井が重用されない理由というものも、わたしなりに考え、過去さんざん書いてきたのでここでは止める。もはやモーニング娘。のシングルなど眼中にないわたしではあるが、それでも1%ぐらいの望みは持っている(アルバムやツアーはファン向けなので大した意味はない)。最新シングル『みかん』のタイトルを見た時、その1%が目を醒ました。「みかん」に「お茶」に「おせんべい」とくれば亀井の三題噺ではないか!! だいぶ古い話だが!? それまで3作ほど同傾向の曲がリリースされていたのでそろそろ変化球を、と思っていた矢先のこと。今さら亀井をセンターに、メインに、としてくれてもどうということではないが、モーニング娘。在籍中に1度くらいあっても地球がふっ飛ぶわけではあるまい!! 結果は、ブゥ〜〜だ!! へぇ〜〜と思うのが関の山。なんの感情も湧かなかった!!
一方、18歳だった「亀井絵里」はすばらしかった!! 「ハロー!モーニング。」や「ハロモニ@」で見せたコメディエンヌぶりはメンバー中一番楽しいものだ。しかし、最大の収穫は2冊の写真集であろう。そして、それまでの写真集の実績が評価されたのか、写真専門誌のグラビアを飾るという快挙!! 写真集の内容的なすばらしさは後にしよう。この仕事が教えるものは、亀井の飛び抜けた表現力だといえる。この表現力は、演技力、演出力、ともいえよう。そのことに関してもくどいほど書いてきたつもりだ。普段、なにも考えていないような亀井であるが、いや、実際なにも考えていないと思う。だからこそ、(この場合)カメラの前に立つ彼女は自然体となり、なににでも「変化」できるのである。これは先天的なもの。教えてできるものではない。もし、まだ亀井の写真集を見たことがないというなら、1度見てみたまえ!! そこには亀井の無垢な心の中が見えるはずだ!!
惜しいことに亀井は一応!? 歌手だ。いくら写真集を出してもそれはなんの役にもたたない。もし、本当に彼女を思うなら「モーニング娘。」から離脱させて欲しい!! また始まったとお思いだろうが、ファンはなぜ「モーニング娘。の〜〜」でなければいけないのかわたしのほうこそ理解できない。亀井に限らず、現在のモーニング娘。のメンバー、主に5期、6期は大なり小なり各分野で活躍、もちろんそれはそこそこかもしれないが、できる能力はすでに備わっていると思える。なのに「モーニング娘。」という鋳型にはめられ小さくまとまってしまっているのではないだろうか? 美勇伝の岡田も里田の後を追うようにソロでテレビなどに出ている。2人はテレビ向きの才能があるとはいえ正直、うらやましい!! そこで、モーニング娘。みなできればソロになりたい!! と声を上げて欲しいものだ。亀井がどしてもモーニング娘。に残りたいといったとしても、残酷かもしれないがそうするほうが亀井の「ため」、と考える。そして、それはわたしなりの愛情表現でもあるのだ!!!
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