モーニング娘。の近況。それはある意味健全!?
「ハロモニ@」が9月いっぱいで終了することが決まったらしい。この報道を聞いて、わたしは正直ホッとした!! これで毎週ビデオどりの神経から解放されるからだ。古くからのモーニング娘。ファンなら誰しも経験していると思うが、わたしもごたぶんにもれず、「ハロー!モーニング。」時代から毎週欠かさず録画をしてきた。そのビデオ・テープの本数たるや何本あるか数えたこともないぐらいだ。この中には、彼女達が出演した他の番組も含まれている。しかも、わたしはモーニング娘。、またメンバーの出演ラジオ番組も片っ端から録音していた。そのカセット・テープもかなりある。今となってはそれを見返す、聞き返すこともない。さて、これをいったいどうしたものか?
これらのことが証明するように、モーニング娘。の全盛時は、想像を絶するほどの国民的アイドル・グループだった!! それ以降の没落、またその理由などは、この日記に書くだけ書いてきたのでもういわない。ただ、「ハロモニ@」終了関連の報道などを読むと、Berryz工房や℃-uteなどへの世代交代が追い打ちをかけているように書かれているが、モーニング娘。自体オーディションによって世代交代を繰り返してきたユニットではないのか? 世代交代をいうのなら、Berryz工房や℃-uteはパーマネントなユニットゆえにやがて年老いてゆくだけ。モーニング娘。のほうがそのあたりは変幻自在なのではないのか?
それでも「人気」は落ちてゆく。彼女達の場合は、メンバーの入れ替えがあるためその速度が遅い。どんなに高い人気を誇っていたも、その衰退は世の常。人気稼業のアイドルともなればなおさらだ。どんな手を使ってもそれを止めることはできない!! モーニング娘。=オーディションなわけだが、そう次から次と大衆にアピールできるタレントがいると思っていたのだろうか? それは所詮絵に描いた餅!? すでに専売特許ともいえるオーディションさえ国内ではご無沙汰だ。こんなところにも行き詰まりが見えてくる。
さらに上記の報道では、今後モーニング娘。は他の非ハロプロ系・アイドル・ユニットと同格の扱いになると予測する。そう、かつてはオンリー・ワンだったが現在ではワン・オブ・ゼムだと。この見方は間違いではないだろう。モーニング娘。ファンには複雑な心境だろうが、わたし個人としては悪いことではないと思える。モーニング娘。全盛時、それはハロプロの全盛時でもある。ひとつのものに浮かれ、他のものを受け入れることはなかった。まあ、そうできたところがすごいわけだが、これは音楽的、または芸術的にはゆゆしきこと!!
今はいい。モーニング娘。と同タイプのアイドル・ユニットも多種多彩。パフュームのように音楽性とアイドル性を兼ね備えた女性グループも出現した。最近ライブ・ハウスで見かける女の子アーティスト達もみな個性的で楽しい!! 人気面ではいまいちなのだろうが、現モーニング娘。個人個人の一般的知名度と比べたら、そう差はないだろう!? 絶対的なアイドルが生まれにくい現在。自分に合ったアイドルを探すのも良いことではないか。モーニング娘。の地盤沈下によって、そんな彼女達が見えてきた。これはある意味健全なことだ!!!
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