辞めようとする道重・田中を阻止した亀井絵里の真面目さ
ー同期の亀井さんは、お2人にとってどういう存在でしたか?
田中 清楚なイメージがありましたね。れいなとさゆは、最初はしっちゃかめっちゃかな子供って感じやったけど、絵里だけは大人びとるというか。けど時間が経ったら、「あれ?意外とそうでもないかな?」って思えるようなことも多々あって…。
道重 そうだね。たしかに(笑)。
田中 髪を金髪ショートにしたくらいから、性格もはっちゃけ始めて、みんなからもいじられるようになったんです。「亀ちゃん、キモいよ!」「え~、そうですか~みたいな。モーニング娘。に入って変わったって自分でも言っていたよね?
道重 オーディションのときは本当に真面目だったからね。覚えているのは、先生に怒られた時のこと。私たちは子どもだったから、どうしていいのかわからなかったんですよ。で、「じゃあ、もういいや」って感じになったんです。「だって、なんかもう怒られたし」みたいな…。
田中 あった、あった(笑)。「じゃあ、もう辞めちゃおうか?」みたいな感じになってね。子供だから。
道重 そうしたら絵里が「3人で謝りにいこう」って言ってくれたんです。そういう意味ではすごく大人だったんですけど、でも実はさゆみが知らない部分がたくさんあるんです。すごく知っているはずなのに、いまだに掴めないというか…。
田中 いつも一緒だったのに(笑)。
道重 それはたぶん、自然体の子だからなんです。自分を飾らないし、計算とかもしてないし、常に自由に生きている。絵里はそういう人なんです。人間くさいんですよ。正直で、まっすぐだから。私はどっちかというと、結構冷めているし、揉め事も避けるタイプなんですね。だけど絵里は、そこに立ち向かっていくんです。すごくカッコいいですよ、絵里は。芯がすごく真面目。
⌘「Top Yell」2012年10月号「6期で見た夢の続き」道重さゆみ×田中れいな超濃密トークより
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