ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1973年3月号
今回は、「ミュージック・ライフ」1973年3月号から広告を数点載せてみました。この号を選んだ理由というものはさしてないんです。もうじき3月になりますし、同じ月の号の方がいいかなっていうぐらいのものですね。広告ももっと載っているのですが、見栄えのいいものや、現在も活躍しているアーティストなどを中心に載せてあります。この「ミュージック・ライフ」のシリーズは、以前やっていた「Listen to ADs!」の改定版と思ってくだされば幸いです。
そうはいっても偶然かどうか、この号にはもうじき来日公演を行うローリング・ストーンズの1973年に起きた来日中止の記事が載っております。あわてないでくださいね。これは33年前の話ですからね。この頃になると、来日アーティストも多くなりこの雑誌でも、その話題が増えてきました。そんな中、大物中の大物・ローリング・ストーンズの来日中止は大きな波紋を呼びました。「ミュージック・ライフ」では日本に来る前のハワイ公演を独自取材。カラーグラビア付きで完全レポート。しかし、『ローリング・ストーンズは来なかった』(歌っていたのは、西郷輝彦さんだったと思いますが)!!
表紙はアリス・クーパー。以下順に上記写真の広告の主な作品名を載せておきます。一部を除き、すべてアルバムです。
ホークウィンド「ドレミファソラシド」
ラズベリーズ「明日を生きよう」
イエス「危機」「こわれもの」
ローリング・ストーンズ「メイン・ストリートのならず者」「スティッキー・フィンガーズ」
デュアン・オールマン「デュアン・オールマンの偉大なる遺産」
ミック・ジャガーとザ・ローリング・ストーンズの連名による、日本のファンへ向けての謝罪広告
ザ・フー、CBSソニーへの移籍発表広告
ピート・タウンゼント「現人神(あらひとがみ)」
ポコ「グッド・フィーリング」
ロギンス&メッシーナ「ロギンス&メッシーナ」
イッツ・ア・ビューティフル・デイ「イッツ・ア・ビューティフル・デイ」
N.R.P.S.「ジプシー・カウボーイ」
カーリー・サイモン「ノー・シークレッツ」
ダイアナ・ロス(サウンドトラック)「ビリー・ホリディ物語」
ルー・リード「ロックの幻想」「トランスフォーマー」
デビッド・ボウイ「スペイス・オディティ」他3作品
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コメント
くう~なつかしい。
これ絶対持ってましたよ。
記憶の片隅に残像があるのを感じます。
ミュージックライフは当時、
正に自分のバイブルでした。
投稿: フィル | 2006年3月 2日 (木) 23時59分
フィルさん、コメントありがとうございました。
本当に「バイブル」という言葉がピッタリですよね。他に「ニュー・ミュージック・マガジン」もありましたけど、カラーグラビア、最新情報などこれに勝るものはなかったですから。
これからもランダムにではありますが、順次載せていきますのでお楽しみにしていてください。
投稿: mamedama2 | 2006年3月 3日 (金) 14時26分