ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1973年11月号
今回は、「ミュージック・ライフ」1973年11月号から広告を数点載せてみました。表紙はレオン・ラッセル、なんか怖いです!? まっ、これは冗談。この年の11月(雑誌は1月前に発売)にシェルター・ピープル10人を引き連れて来日ということでカラーグラビア2ページ、本文記事が星加ルミ子(当時の編集長)さんの担当で書かれています。内容は例によって盛り沢山なので、たまにはミュージック・ライフ恒例の人気投票を載せてみましょう。「ML人気投票中間成績発表」(1973年11月号付)から、全部はいけませんので上位5組・名、記載順に1位から5位となっています。
●グループ:レッド・ツェッペリン、イエス、エマーソン・レイク&パーマー、ローリング・ストーンズ、シカゴ
●男性ボーカル:ロバート・プラント、ミック・ジャガー、イアン・ギラン、ジョン・アンダーソン、ロッド・スチュワート
●女性ボーカル:キャロル・キング、カーリー・サイモン、スージー・クアトロ、カレン・カーペンター、ジャニス・ジョップリン
●ギタリスト:ジミー・ペイジ、エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ジョージ・ハリソン、スティーブ・ハウ
●ベーシスト:グレッグ・レイク、ポール・マッカートニー、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジャック・ブルース、クリス・スクワイア
●ドラマー:カール・パーマー、リンゴ・スター、ジョン・ボーナム、ダニエル・セラフィン、イアン・ペイス
●キーボード・プレーヤー:キース・エマーソン、リック・ウェイクマン、レオン・ラッセル、エルトン・ジョン、ロバート・ラム
●コンポーザー:レノン=マッカートニー、ジャガー=リチャード、エマーソン・レイク&パーマー、ジョージ・ハリソン、ポール・サイモン
●オーケストラ:ポール・モーリア、クインシー・ジョーンズ、バート・バカラック、パーシー・フェイス、フランシス・レイ
以上、主な部門を載せてみましたけどどうですか。現在も人気のあるアーティスト達がほとんどだと思います。人気投票にオーケストラ部門があるというのがなんとも牧歌的なランキングですね。視野が広いといえばそういえますけど……。
以下順に上記写真の主な作品名(アルバム)を載せておきます。
オールマン・ブラザーズ・バンド「ブラザーズ&シスターズ」他
T.レックス「ザ・スライダー」「タンクス」「T.レックス・グレート・ヒッツ」
スリー・ドッグ・ナイト「サイアン」
ローリング・ストーンズ「山羊の頭のスープ」
ニール・ヤング「時は消え去りて」、P.F.M(プレミアータ・フオルネリア・マルコーニ)「幻の映像」、ピート・シンフィールド「スティル」
スティービー・ワンダー「インナービジョンズ/スティービー・ワンダー」他
ダイアナ・ロス「タッチ・ミー・イン・ザ・モーニング」他
アート・ガーファンクル「天使の歌声」
ベック、ボガード&アピス「ベック、ボガード&アピス/ライブ」他
ボブ・ディラン「ボブ・ディラン・キャンペーン」
ニューヨーク・ドールズ「ニューヨーク・ドールズ」
レオン・ラッセル「ハンク」「レオン・ライブ!アット・ザ・ロング・ビーチ・アリーナ」他
エリック・クラプトン「レインボー・コンサート/E・クラプトン」他
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