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2006年12月16日 (土)

映画「ザ・ローリングストーンズ」プログラム

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今回は、日時を記入してなかったようではっきりしませんが確か1983年7月あたりだと思います。有楽町は丸の内ピカデリーで見た映画「ザ・ローリングストーンズ」のプログラムから数点載せてみました。原題は「Let's Spend the Night Together ... live it!」です。もちろん彼らのヒット曲から命名。その後のビデオ、DVD発売に際してはこちらのタイトル「レッツ・スペンド・ザ・ナイト・トゥゲザー」が使われているようです。

最近まで行われていた「ア・ビッガー・バン・ツアー」でもキース・リチャーズのアクシデントにもめげず莫大な収益を上げたストーンズ。そんなに稼いでどうするの? とはわたしのような凡人の考えること。もはや、世界の一大産業と化した彼らのビジネスに終わりはないのでしょう。そんな現在のストーンズのきっかけになったのがこの映画に収められた1981年の全米ツアーだったと思われます。この映画には、期せずしてロックの負の部分をさらけ出した「ギミー・シェルター」の陰うつさは微塵もなかったですね。ひたすら巨大化したロックライブのすさまじさを、唖然とした思いで堪能したといったところでしょうか。監督ハル・アッシュビーもその辺を狙っていたと思います。ただ、「楽しめ!!」と。

日曜の夕方の回で見たはずですが、お客さんは少なかったです。まだ、来日していない大物ロックバンドのライブ映画にしては、いささか拍子抜けしてしまいました。でも、当時はこんなもんなんですよ。来日し出してからですね、世間も騒ぎだしたのは。ということで、このプログラム、通常の映画プログラムより大きいんです!! そう、コンサートで売られているプログラムと同じ大きさ!! まあ、これでコンサートに来た気分を味わってね!! ということなんでしょうね。しかし、それだけにいい写真が大きく扱われていてちょっとしたポスター感覚!! さらに、映画、コンサートでも歌われた歌25曲の歌詞がすべて載っているというGOOD IDEA!! 余計な御託をならべるよりよっぽどセンスいいです。もっとも映画館で一緒に歌うことははずかしいし、第一暗くて歌詞が見えない!? 

解説文にはメンバーの年齢(ミック、キース39歳)、多額の収入、激しく動き回る体力などなど取り上げそのすばらしさを称えていますが、それから4半世紀たっても変わらぬ(多少違いはあるでしょうが)立場にいる、ということが人知を越えていますね。やはり、そのような才能はそんじょそこらにいるわけではありません。当然の見返りだと考えます。

なお、10月29日に行われたローリング・ストーンズのコンサート中倒れ頭部を打ち、昏睡状態が続いていたアトランティック・レコードの創始者アーメット・アーティガン氏が14日亡くなられました。ご冥福をお祈り申し上げます。

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