ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1975年8月号
今回は、「ミュージック・ライフ」1975年8月号から広告を数点載せてみました。表紙はウィッシュボーン・アッシュの面々です。なにやら避暑地でくつろいでいるようなロケーションでうらやましいぐらい!! だってここは暑いんだもん!?
いちばん下の写真は、今号の「2大特別付録」1=ナウなロック新聞/ロッキング・ライフ'75と2=キャプリコーン・カサブランカ・ハンドブックです。まあ、そんなこといって豪華そうだけど、各レコード会社に所属するロック・バンドやアーティストのちょうちん記事が載っているわけでございます!! それでも、1は日本フォノグラム発行でタブロイド版4ページに、文字が大きくなる以前の一般紙なみの細かい活字がびっしり!! 2の小冊子は日本ビクターから、ミュージック・ライフ半分の大きさで28ページ!! 福田一郎さん、木崎義ニさん、立川直樹さん、中川・M・五郎さんら錚々たるメンバーに加えミュージック・ライフ編集者達がその紹介に務めています!! こちらも小さな文字にアーティスト・フォトをちりばめたレイアウトが楽しい!! どちらも非常に力の入ったものになっていますね。いや〜その情熱が熱い!!
で、なんだら付録の話が長くなりましたが、中身のほうはいつもどり!? いろいろありまして充実しておりますね!! もう、記事のページよりカラー、モノクロ含めたグラビアページのほうが多いぐらいです。このへんからそろそろ雑誌の持つ役割も変わってきたのかなと思いますね。「読むから見るへ」の分岐点にあるような気がします。ロック自体もアーティストの外見を含め、視覚的要素が重要視されて来つつある時代だと思いますし…。
そんな中、モノクロ・グラビアに写るロッド・スチュワートと恋人ブリッド・エクランド、ロン・ウッドと愛妻のクリシーの2組の写真。抱き合って濃厚!? なキスをしているのは、このクソ(失礼!!)暑い昨今、なんとかならんかいっ!? はぁ〜早く涼しくなんないかなぁ〜。
以下順に上記写真の主な作品名を載せておきます。
ハルマゲドン「ハルマゲドン」、ピーター・フランプトン「フランプトン」
ポール・マッカートニー&ウィングス「ヴィーナス・アンド・マース」他
エルトン・ジョン「キャプテン・ファンタスティック・アンド・ザ・ブラウン・ダート・カウボーイ」他
ボビー・マーチン&MFSB「ユニヴァーサル・ラヴ」、オージェイズ「サバイバル(生存者)」他
スリー・ディグリーズ他「ソウル・トレインのテーマ第1集」、ベティ・デイビス「ファンキー・ベティ」
エドガー・ウインター「ジャスミンの香りと夜の夢」他
エアロスミス「闇夜のヘビイ・ロック」、ブルー・オイスター・カルト「狂気への誘い」
ルネッサンス「運命のカード」、ホット・ツナ「アメリカズ・チョイス」
ザ・キンクス「石鹸歌劇」他
キッス「地獄への接吻」、カサブランカ・レコード告知
ファニー「悩殺の美獣」
パーシー・スレッジ「アイル・ビー・ユア・エブリシング」他
オールマン・ブラザーズ・バンド「イート・ア・ピーチ」他
スタイリスティックス「サンキュー・ベイビー」他
ヴァン・マッコイとスタイリスティックス・オーケストラ「ディスコ・ベイビー」他
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コメント
ウィッシュボーンアッシュもよかったですぞ・・
このバンドはアンディ・パウエルとテッド・ターナーのツインギターが見ものでハードロックともいえないメロディアスなギターの音色に惹かれていった。
そして来日を果たしたが、来日寸前にテッドが脱退して後任のローリー・ワイズフィールドが決まっての新作を持って来日した。
音楽はガラリと変わってブリティッシュからアメリカンっぽくなったウィッシュ達。
良いも悪いも言いたくないが、テッドとの絡み合ったギタープレイが見たかったのは残念かも
未だに「ライブ・デイト」はよく聞いているアルバムのひとつだ。
<彼らの公演は大阪フェスティバルホールだった>
投稿: パインパパ | 2007年8月19日 (日) 08時12分
1975年から翌年にかけての間は、僕が最も洋楽に狂っていた時期でした。
>「ヴィーナス・アンド・マース」
>「キャプテン・ファンタスティック・アンド・ザ・ブラウン・ダート・カウボーイ」
良く聴いたな~♪
投稿: ocean | 2007年8月19日 (日) 21時12分
パインパパさん、こんにちは。
いろいろなコンサートに行かれてうらやましいです!!
たしかにバンドの都合というものはあるのでしょうが、めったに聞けないわけですから耳馴染んだ音で聞きたいのは人情ですよね。
これからもコンサートの話、お聞かせください。
投稿: mamedama2 | 2007年8月20日 (月) 17時54分
oceanさん、こんにちは。
わたしも今考えると、この頃がいちばんロックやポップスがおもしろかったと思えます。アーティスト達もみな円熟期に入って名曲・名盤が次ぎから次ぎとリリースされ、毎日が楽しかったです!!
投稿: mamedama2 | 2007年8月20日 (月) 18時06分