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2008年5月10日 (土)

ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1974年5月号

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今回は、「ミュージック・ライフ」1974年5月号から広告を数点載せてみました。表紙は、日本ではまったく売れてませんが、本国アメリカでは現在でも絶大な人気を誇るニール・ダイアモンド。この当時は、上の広告にもあります「かもめのジョナサン」のサントラが発売されています。いや〜、「かもめのジョナサン」懐かしいですね!! わたしも読みましたよ。映画も見ましたよ。でも、あんまりおもしろくなかった!? あのブームはなんだったのでしょうかね!?

そんな日本では地味!? なニール・ダイアモンドが表紙のせいか、今月号は、あまり派手な記事がないのです。とはいってもですね、この号最大の話題は、あのポール・サイモンの初来日!! モノクロ・グラビア3ページで、羽田空港に姿を現わしたポールを激写(古いか!?)!! 翌日、ヒルトン・ホテルで開かれた記者会見の様子。当時のCBSソニー・大賀社長からゴールド・ディスクを手渡される模様が写っています。

そして、特色刷りによる本文記事5ページには、3月29日午後3時から1時間にわたって行われた記者会見の質疑応答を完全掲載!! なぜかというと、この会見は非常に密度の濃い内容だったからということです。そこで、いくつか興味深いものをここに載せてみましょう。すでに知られたこともあるかと思いますが、再発見があれば幸いです。なお、今年の夏には、サイモンとガーファンクルとしてツアーに出るという話もあるようです。では!!

—あなたの音楽的背景について少しお伺いしたいのですが、おじい様もお父様もミュージシャンだったときいていますが?
P(ポール・サイモン以下同):祖父はミュージシャンではありませんでしたが、歌は上手でした。父はミュージシャンで、ベースやフィドルを弾いていました。
—1960年代の前半、何度かヨーロッパ、特にロンドンへ行っていますが、どんな点でそうなさったのですか?
P:旅行したかったということ以外、特に理由はありません。アメリカ人は海外旅行というとヨーロッパへ行きたがりますので、ぼくもそういうことでした。
—ビートルズのことは、どう思いますか?
P:ビートルズについては余りに語ることが多いのですが、どんな点をお知りになりたいのですか?
—例えばビートルズの音楽とあなたの音楽の共通点とか、相違点とか……。
P:唯一の共通点といえば、共に解散したということでしょうか(笑)。
—詩と詞の間に何かちがいがあると思いますか?
P:はい。詩というものは読まれたり——声を出して読むにしろ沈黙で読むにしろ——するものですが、詞というのは、歌いながら詞を語るわけで、どうしても音楽が伴うわけです。音楽の影響がそこに介在します。
—作詞をする上で、一番大切なことは何ですか?
P:簡単に答えるには余りに難しい質問ですね。あまりごうまんにきこえなきゃいいんですが、最も基本的に必要なことは、真実を書くよう努力することでしょう。
—解散して、失ったもの得たものは何ですか?
P:最も欠如しているという気持ちを持つのは、ガーファンクルと一緒に歌うことがなくなったことです。というのもガーファンクルはすばらしいシンガーですから。(中略)もうひとつは、人の意見に左右されることがなくなったという自由を味わえますが、一方では一人の人間の創造力を刺激し合う仲間がいないという不利点もあります。(終)

以下順に上記写真の主な作品名を載せておきます。

ハンブル・パイ「サンダーボックス」他(左、付録ハンブル・パイ、スペシャル・ピンナップ裏)

マーク・ボラン&T・レックス「マーク・ボラン★または★ズィンク・アロイと朝焼けの仮面ライダー」他
グランド・ファンク「輝くグランド・ファンク」他

シールズ&クロフツ「アンボーン・チャイルド」、ドゥービー・ブラザーズ「ドゥービー天国」、マーシャル・タッカー・バンド「ニュー・ライフ」
キング・クリムゾン「暗黒の世界」、ハリー・チェイピン「短編小説集」、ヴェロニカ・サンソン「愛と夢の詩集/ヴェロニカ・サンソンII」、スピナーズ「マイティ・ラヴ」

シカゴ「シカゴVII」他
オリジナル・サウンド・トラック「ニール・ダイアモンド/かもめのジョナサン」他

ステイタス・クォー、ロッド・スチュワート&ザ・フェイセズ他「ブリティッシュ・サウンドの新しい夜明け/'73年レディング・フェスティバル」他
レオン・ラッセル「レオン・ラッセル・ライヴ・イン・ジャパン」他
 
スティービー・ワンダー「トーキング・ブック」「インナービジョンズ」
グラディス・ナイトとピップス「アンソロジー」他

テンプテーションズ「イン・ジャパン」他
エディー・ケンドリックス「ピープル…ホールド・オン」「エディー・ケンドリックス」他

ジミ・ヘンドリックス「ルーズ・エンズ」他(右ページ)

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