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2008年6月28日 (土)

ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1972年6月号

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今回は、「ミュージック・ライフ」1972年6月号から広告を数点載せてみました。表紙は、なにやらあまりにイメージどおりのニール・ヤング若き日の姿。DVD「ハート・オブ・ゴールド〜孤独の旅路」、コンサートMCで聞かれる、若い頃広大な農場を買ったというその農場がこれなのでしょうか? 大きな納屋しか見えませんが、満足そうな表情がそれをうかがわせます。

で、今月号はやや地味な内容!? いや、それでも当時は盛り上がった10イヤーズ・アフターとプロコル・ハルム夢の来日ジョイント・コンサートがメインです。特製ピンナップには、真っ赤なお洋服に身を包むアルヴィン・リーが強烈な10イヤーズ・アフター、庭園でのスナップ。そして、その裏には、こちらは濃紺のラフな上下でにこやかに微笑むゲイリー・ブルーカー(MLの表記のままに)の立ち姿を中心に、庭園の石垣に腰掛けているプロコル・ハルムの面々。まあ。これだけでも異状事態!? 引き続き巻頭グラビアでも特集!! 10イヤーズ・アフター、プロコル・ハルムの順でライブの模様が見られます。途中フジカラーの広告を挟み全7ページ。そのままモノクロ・グラビアへ。空港、記者会見、ホテルの庭でくつろぐ写真などなど5ページ!! もちろん記事面でもトップに!! 本誌独占インタビューとして、アルヴィン・リーとゲイリー・ブルーカーの話を中心に、日本上陸記、コンサート評、2グループ共同記者会見など9ページ。失礼ながら、現在の人気からは考えられない扱いのような気がします。

たしかこの時のライブは、東京12チャンネルで1時間ほど放送されたはずです。プロコル・ハルムがいやいや!? やったという『青い影』をテレビから録音した記憶がありますから(残念ながらそのカセットは行方不明!?)。ここでは星加ルミ子さんの冷静なコンサート評が目をひきます。当時、すでに『青い影』のイメージから脱却していたプロコル・ハルムに対し、「〜クラシックやジャズにもとけ込めるヨーロッパアメリカの若者なら、プロコル・ハルム・サウンドもまたユニークなグループとして受け入れられると思うが、あまりに分類分けされ、他のジャンルの音楽には耳を貸そうとしない日本の若い「ロック・ファン」には、ちと苛酷だったのではないか?〜」と書いています。また、アルヴィン・リーを中心とした10イヤーズ・アフターを誉めつつ、演奏時間1時間30分という短さに、「〜心ない一部の観客(あえて聴衆とは呼ばないが)が紙をステージに投げつけたり、ステージにかけ上ったり(こういうことは女性の特権かと思っていたが、いやはや最近の男性は女々しくなったものである)したために、演奏時間が短縮されたような気がする。もうこれ以上ききたくないというのでやったなら、何もいうまい。」と、今度はファンに対し辛口です。

そういえば、70年代初頭のロック・コンサートは結構荒れたことがありました。今では学習効果が行き渡り!? マナーも良くなりましたが、逆に予定調和的な雰囲気も。ライブを楽しむのも絶妙な節度が必要ですね。『青い影』に関しては、やはりロック史に残る名曲中の名曲です!! ゲイリー・ブルッカーもすでにこだわりはないようで、現在でも歌い続けている様子。良いことだと思います!!

以下順に上記写真の主な作品名を載せておきます。

ハンブル・パイ「スモーキン」、コゾフ・カーク・テツ・ラビット「コゾフ/カーク/テツ/ラビット」
ドン・マクリーン「タペストリー/ドン・マクリーンの魂」、シャーリー・バッシー「アイ・カプリコーン/シャーリー・バッシー愛を歌う」他

ゴールド・ディスク・シリーズ「サイモンとガーファンクル・グレーテスト・ヒット2」「アンディ・ウィリアムズ」「ブラザース・フォア」「パーシー・フェイス」他

ROCK NOW'72 ポスター・プレゼント・セール告知
クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル「クリーデンスNo.7!C.C.R./マルディ・グラ」

シカゴ「栄光のシカゴ・ライブ・アット・カーネギー・ホール」(日本特別編集盤)
ポール・サイモン「ポール・サイモン」、サイモンとガーファンクル「明日に架ける橋」

レッド・ボーン「遥かなる太鼓の響き」「復讐」他
チェイス「ギリシャの神々/エニア」「追跡」

ビリー・トーマス「ロックン・ロール・ララバイ」(シングル)他
トラフィック「ミスター・ファンタジー」他
 
マナサス「スティヴン・スティルス/マナサス」、グラハム・ナッシュ、デヴィッド・クロスビー「グラハム・ナッシュ=デヴィッド・クロスビー」他
サントラ「時計じかけのオレンジ」、イエス「時間と言葉/イエスの世界 第2集」「サード・アルバム」他

ジミ・ヘンドリックス「ヘンドリックス・イン・ザ・ウエスト」、ロリー・ギャラガー「デュース/ロリー・ギャラガー・セカンド」他(右ページ)

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