ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1971年10月号
今回は、「ミュージック・ライフ」1971年10月号から広告を数点載せてみました。表紙は、当時来日直前のレッド・ツェッペリン。いや、みんな若いです!! カッコイイです!! また、ポジ・フィルムをそのまま使ったデザインも斬新で、白の余白ととに美しい効果を上げています。
グラビアのトップはもちろんそのレッド・ツェッペリン。続いて、「東パキスタン救済チャリティー・コンサート」、そうです「バングラ・デシュのコンサート」からリンゴ・スター。ジョージ・ハリソンはなぜか小さい扱い!? なのに次ぎページのボブ・ディランは見開きでドカ〜〜ンと!! これは不公平!? と思いきや、モノクロ・グラビアでエリック・クラプトンとともにページが割かれているので許してあげる!? その他、箱根アフロディーテでのピンク・フロイドのライブ写真などなど、今となっては貴重なシーンが見られます。
まあ、これではいつもと同じになってしまいますので、今回は毎月「ミュージック・ライフ」に載っている、イギリスは「メロディー・メイカー」誌30位まで、アメリカは「キャッシュ・ボックス」誌(ウ〜なつかしい名前!!)100位までから、今月号に掲載されているベスト5を書き出しておきましょう。
●「メロディー・メイカー」8月28日シングル
1 NEVER ENDING SONG OF LOVE (New Seekers)
2 I'M STILL WAITING (Diana Ross)
3 IN MY OWN TIME (Family)
4 WHAT ARE YOU DOING SUNDAY? (Dawn)
5 GET IT ON (T.Rex)
●「メロディー・メイカー」8月28日アルバム
1 EVERY GOOD BOY DESARVES FAVOUR (Moody Blues)
2 BRIDGE OVER TROUBLED WATER (Simon & Garfunkel)
3 EVERY PICTURE TELLS A STORY (Rod Stewart)
4 RAM (Paul & Linda MaCartney)
5 TAPESTRY (Carole King)
●「キャッシュ・ボックス」8月28日シングル
1 HOW CAN YOU MEND A BROKEN HEART (Bee Gees)
2 TAKE ME HOME, COUNTRY ROAD (John Denver)
3 DRAGGIN THE LINE (Tommy James)
4 MERCY,MERCY ME(ECOLOGY) (Marvin Gaye)
5 SWEET HITCH-HIKER (Creedence Clearwater Revival)
●「キャッシュ・ボックス」8月28日アルバム
1 TAPESTRY (Carole King)
2 MUD SLIDE SLIM (James Taylor)
3 RAM (Paul & Linda MaCartney)
4 STICKY FINGERS (Roling Stones)
5 JESUS CHRIST SUPERSTAR (表記なし)
イギリスとアメリカのヒットの相違がわかっておもしろいですね。そして、現在でも名盤として残る作品の多いこと!! まさにロックの黄金時代!! ベスト5以下も紹介したいところですが、今回はこのへんで!!
以下順に上記写真の主な作品名を載せておきます。
ルー・クリスティ「愛のアメリカ」他(左ページ)
ハープ・アルバートとティファナ・ブラス「サマータイム」、カーペンターズ「カーペンターズ・ゴールデン・プライズ」 他
キャロル・キング「ライター=キャロル・キング第2集」
キーフ・ハートレー・バンド「オーバー・ドッグ」
レイモンド・ラブロック「白い影と青い影/レイモンド・ラブロックのすべて」他
ブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ「B,S&T;4」
ジョニー・キャッシュ「ジョニー・キャッシュのすべて」、マーク・リンゼイとレイダース「嘆きのインディアン」
チェイス「追跡」
エドガー・ウィンターとホワイト・トラッシュ「エドガー・ウィンターとホワイト・トラッシュ」、ミッシェル・フュガン「恋のブガッティ」他
オーヴィル・ストーパー「シンガー・ソング・ライターの新星—オーヴィル・ストーパー—」他
カーリー・サイモン「カーリー・サイモン」、デラニー&ボニー「オリジナル・デラニー&ボニー」
ジョン・エントゥィッスル「衝撃!!」他(右ページ)
エルトン・ジョン「エルトン・ジョン」「エルトン・ジョン3」「エルトン・ジョンの肖像」「エルトン・ジョン/ライヴ!」(各カセット・テープ)
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