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2009年5月30日 (土)

ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1973年5月号

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今回は、「ミュージック・ライフ」1973年5月号から広告を数点載せてみました。表紙は、この年の4月に来日を果たしたデヴィッド・ボウイです。ハッキリいってコワイです!? とくにおでこの金色に光っているもの、いやいやオレンジに光る瞳、あらら唇までがマイク&スタンドと同じ色!? いったいなにを考えていたのでしょうか? デヴィッド・ボウイ!! まっ、わたしのような凡人には永遠にわからないことでしょうね。

さて、当然のように今号では日本のロック・ファンに大衝撃を与えたデヴィッド・ボウイが大きくフューチャーされております!! まずは巻頭カラー・グラビア、トップから。3ページとはいえ、それぞれ斬新なコスチュームで今見ても強烈です!! で、飛んでモノクロ・グラビアへとまいります。ここでも3ページ。派手なスーツ姿やライブでの写真で構成。どうやら上のカラーともども本の締め切りに間に合わず、以前のものを使っている模様です。

しかし、本文のほうではそのへんの事情もクリア!! 飛行機嫌いのボウイが船で横浜港に到着した瞬間や、記者会見での写真が少ないですが載っています。船の上から手を振るボウイは大柄のチェックのスーツを着用!? もう違和感全然ないです。スゴイ!! この日は雨だったようですが、ファンが1000人集まるという大盛況!? 帝国ホテルで行われた記者会見では、すでに海外アーティストに馴れていた記者達も華やかな雰囲気に圧倒されたようですね。しかも妻子がいるのにその美声年ぶり!! これはたまらん!?

記者の質問「貴方のような人を見て、世も末だと嘆いている人もいますが……。」(会場爆笑)
ボウイ「Oh!(笑) もしかしたら本当におわりかもしれません。そういう人が正しいのかもしれません。僕からそういう人に対して云うべきことは何もありません。」

この受け答えにデヴィッド・ボウイという人の誠実さと柔軟性を感じますね。その後の彼が歩んだ音楽の変遷もわかろうというものです。そして今野雄二さんによるコンサート評が続きますよ。ロンドンやニューヨークで見た迫力には、届かなかったとやや辛口。でもそれはボウイの音楽の過渡期だらかではなかともとれる発言があります。このへんはボウイのシンパである今野さんがいうのですから、間違いのないところといえるでしょう!!

まあ、そのボウイと関係するかどうかわかりませんが、この後には「ML特別企画 現在ロック歌 ワイセツ考 ロックの歌詞、アノ部分を拡大」という記事が。洋楽、とくに米英のロックは当たりまえですが、英語で歌われている。日本人のわたし達にはなにを歌っているかよほど気にかけないとわかりませんね。で、実は結構「性的」に危ない!? 歌も多いわけですよ。そのいくつかを訳詞にして掲載、分析。文字にするとさらに想像が膨らんじゃって妖しい気分に!? こんなのを高校時代に読むのは体に悪い!? でも興味深々!! ア〜悩ましいのはロックの原本能か? まっ、そんなところで今回は御開き!!

以下順に上記写真の主な作品名を載せておきます。

ケン・ヘンズレー「誇り高き言霊」、ユーライア・ヒープ「魔の饗宴」「悪魔と魔法使い」他(左ページ)

ストローブス「パート・オブ・ユニオン」、フライング・バリット・ブラザース「黄金の城」
ハンブル・パイ「イート・イット」他

T.レックス「タンクス」他
ピンク・フロイド「狂気」他

レッド・ツェッペリン「聖なる館」
ブレッド「ザ・ベスト・オブ・ブレッド」、カーリー・サイモン「ノー・シークレッツ」、ミッキー・ニューベリー「祈りの詩」他

ベック、ボガート&アピス「ベック、ボガート&アピス」

マハビシュヌ・オーケストラ「火の鳥」他
ドノヴァン「コズミック・ホイールズ」他

ベバリー「ラヴ・フェアリー/ベバリーの詩」他
トラフィック「シュート・アウト・アット・ザ・ファンタジー・ファクトリー」他

ダグ・サム「ダグ・サム・アンド・バンド」、アリス・クーパー「ビリオン・ダラー・ベイビーズ」
ポール・バターフィールド「ベター・ディズ/ポール・バターフィールド」、ヴィネガー・ジョー「ロックン・ロール・ジプシーズ/ヴィネガー・ジョー」、ポール・ストゥーキー「ノエル・ポール・ストゥーキー/カーネギー・ホール・コンサート」

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2009年5月18日 (月)

オールドロッカー達の逆襲(175)

Paulmacamoebasjacket今さらポールでもないので一度は店頭で無視を決め込んだのですが、「レコードコレクターズ」6月号で誉めていたので翌日購入!! それがポール・マッカートニーの4曲入りアルバム!?「アメーバズ・シークレット」。これは2007年6月27日、900人のファンで溢れたアメーバ・ミュージック(レコード・ショップ)にて行われたシークレット・ギグを収めたもの。2年ほど前にアナログ盤で出たらしいですけど、それをCD化したもの。この中の『ザット・ワズ・ミー』『アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア』が2008年のグラミー賞にノミネートされたということからの発売ということです。たしかにポールとバンドはすごいパフォーマンス!! これを聞いて最初に思ったのは、ウイングス全盛時のライブを収めたアルバム「ウイングス・オーバー・アメリカ」ような手触りです。ここ数年、ライブでは若いバック・ミューシャンを従えているせか、はたまたそれをポールが狙っているのか、荒削りな音を求めているような気がします。その際たるものがウイングス全盛時だったのではないかと。もっといえば、ビートルズ最初期の音かな。ポールの歌声は若々しく『アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア』では、1962年の声のよう!! グラミー賞「ベスト・ソロ・ロック・ボーカル・パフォーマンス」受賞は逃したものの、ノミネートされるだけの価値はある!! この年でロックの本質、荒々しさを求めるポールをちょっと!? 見直した!!

●ALBUM TOP(2009-05-23)
5 ← 1 Bob Dylan Together Through Life
23 ← 27 Prince/Bria Valente Lotus Flow3r/MPLSoUND/Elix3r
36 ← 34 U2 No Line On The Horizon
38 ← 18 Depeche Mode Sounds Of The Universe

●POP CATALOG(2009-05-23)
2 ← 1 Bob Marley And The Wailers Legend: The Best Of Bob Marley And The Wailers
3 ← 5 ABBA Gold -- Greatest Hits
5 ← 3 Journey Journey's Greatest Hits
9 ← 7 Creedence Clearwater Revival Chronicle The 20 Greatest Hits
11 ← 15 Robert Plant / Alison Krauss Raising Sand
12 ← 16 Fleetwood Mac Greatest Hits
13 ← 9 Tom Petty And The Heartbreakers Greatest Hits
21 ← re Elton John Rocket Man: Number Ones
25 ← 19 AC/DC Back In Black

●CONCERT GROSSES(2009-05-23)
6 -- Fleetwood Mac Amway Arena Orlando, Fla. April 20, 2009 $756,311 7,668 / 10,688 1 / 0 $148.50, $34

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●ALBUM TOP(2009-05-16)
1 ← -- Bob Dylan Together Through Life
18 ← 3 Depeche Mode Sounds Of The Universe
27 ← 19 Prince/Bria Valente Lotus Flow3r/MPLSoUND/Elix3r
34 ← 22 U2 No Line On The Horizon
90 ← 79 Neil Young Fork In The Road
96 ← 91 Soundtrack Mamma Mia!

●POP CATALOG(2009-05-16)
1 ← 5 Bob Marley And The Wailers Legend: The Best Of Bob Marley And The Wailers
3 ← 3 Journey Journey's Greatest Hits
5 ← 2 ABBA Gold -- Greatest Hits
7 ← 7 Creedence Clearwater Revival Chronicle The 20 Greatest Hits
9 ← 9 Tom Petty And The Heartbreakers Greatest Hits
10 ← re The Beach Boys Pet Sounds
15 ← -- Robert Plant / Alison Krauss Raising Sand
16 ← 19 Fleetwood Mac Greatest Hits
19 ← 17 AC/DC Back In Black
21 ← 23 Pink Floyd Dark Side Of The Moon
22 ←16 Michael Jackson Number Ones

●CONCERT GROSSES(2009-05-16)
1 -- Bruce Springsteen & The E Street Band Wachovia Spectrum Philadelphia, Pa. April 28-29, 2009 $3,389,857 35,165 / 35,165 2 / 2 $95, $65
2 -- Cher The Colosseum at Caesars Palace Las Vegas, Nev. April 25-26, 28-29, May 2-3, 2009 $3,294,601 22,442 / 24,595 6 / 2 $250, $175, $140, $95
8 -- Elton John & Billy Joel Fargodome Fargo, N.D. May 2, 2009 $1,616,699 20,573 / 20,573 1 / 1 $179.50, $54
9 -- Bruce Springsteen & The E Street Band Greensboro Coliseum Greensboro, N.C. May 2, 2009 $1,573,072 17,234 / 19,462 1 / 0 $95, $65
10 -- Eagles Rexall Place Edmonton, Alberta March 7, 2009 $1,542,602 13,299 / 13,299 1 / 1 $146.01, $48.67

(http://www.billboard.com/より)

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2009年5月16日 (土)

「リンゴ・スター・アンド・ヒズ・オールスター・バンド」1989年日本公演プログラム

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今回は、1989年11月6日日本武道館大ホールで見た「リンゴ・スター・アンド・ヒズ・オールスター・バンド」日本公演プログラムから数ページ載せてみました。その表紙には、ペプシのマークの下に「A CONCERT FOR ALL GENERATIONS」とあるように、ロック・ファンなら、いやロックを知らない人ても一度は聞いたことのあるセット・リストで、老いも若きももれなく楽しめる理屈抜きの豪華ライブだった!! 

もう20年も前なんですね。リンゴはビートルズ解散後もいち早く日本のCMなんかに出演するなど、ジョン・レノンを別にすれば、なかなか日本に縁のある人!? そんな彼が、盟友ジョージ・ハリソンのトラベリング・ウィルベリーズに刺激を受けたのか、ロック界の兵(つわもの)どもを引き連れ大ロックンロール・ライブを敢行するという話は、ソロ公演をやるにはやや苦しいリンゴにはもってこいの企画と思えました。そこにはリンゴが持つ人間性も浮き出ていましたしね。アメリカでのライブも30カ所以上!! その好評さをそのままに来日!! ポール・マッカートニーに続き、リンゴ・スターまで見られるとは!! おまけに!? ビリー・プレストンまで来るだと!! これは黙っていられません!! ということで武道館へGO!! と相成ったのでございます!!

「リンゴ・スター・アンド・ヒズ・オールスター・バンド」はこの後メンバーを6、7回替えてツアーをしてますね。最近もあったようです。この時が第1回。一番豪華だった!? それはいいっこなしよ!! わたし自身も何年か後の3回目のメンバーでの来日公演を同じ武道館、たしかステージ最前列だったと思いますが、見てます。では、今回1989年版「リンゴ・スター・アンド・ヒズ・オールスター・バンド」のメンバー紹介を。ドラムス&ボーカルは当然!? リンゴ・スター。ギターはリンゴとの付き合いも深いジョー・ウォルシュ。キーボードは、説明無用のビリー・プレストン。ベースはリック・ダンコ。ギターは、ニルス・ロフグレン。スプリングスティーンのバンドのね。ドラムス、レボン・ヘルム。リック・ダンコとザ・バンドのコンビですね。キーボード、アイコアイコのドクター・ジョン。サックスには、ブルース・スプリングスティーンの相方!? クラレンス・クレモンズ。最後は、ドラムスにジム・ケルトナーと。おい、ホントかよと、目を疑うばかりのメンツです。例え「懐メロ」ツアーと陰口をたたかれても、こんなライブはそうそうないよ!!

で、そりゃこのメンバーが自前(一部カバー!?)の歌を次から次ぎと歌うわけですから、ベスト・ヒット・パレードみたいなもんですよ。息抜き、ダレ、一切なし!! 楽しかった!! はっきりいって、6,500円おつりがきました!? リンゴもさすがの風格!! これだけのメンバーが集まってもトラブルなし!! う〜ん、もしかしたらあったのかもしれないけど!? ほのぼのロック大会!? もいいものです。

そんなこともあり、数年前に出た「リンゴ・スター・アンド・ヒズ・オールスター・バンド」1989年から2000年までの各メンバーによるライブを収めた「THE ANTHOLOGY...SO FAR」という3枚組のアルバムは、わたしのお気に入り。ロックの名曲が、しかもオリジナル・メンバーが歌っているものが多く、お徳感いっぱい!! iPodで無意識に数多く聞いているのがこのアルバムでした!!

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2009年5月 4日 (月)

オールドロッカー達の逆襲(174)

先日朝日新聞夕刊に載っていたスパークスのライブは、非常に高評価でしたね。初めて彼らを知ったのはいつの頃かな? わたしの記憶だと1970年代前半、ヤマハ銀座店の輸入盤コーナーでスパークスのアルバムを見た時だと思うけど。まあ、なにせあの2人のルックスだから印象に残りますよね。とくに兄さんのロン・メイルは当時のファッションに逆らうかのようなフォーマルなスタイル!! おまけにちょびヒゲなんて!? どうみてもコミック・バンドだろうと思わずにいられませんでした。でもこれは広い意味で当っていたのかも? 実は同時期、日本のジャグ・バンド「田舎芝居」のメンバーにも同じような雰囲気の方がいて、良く友人と笑いのタネにしたものです。そして、その後現れたチープ・トリックのビジュアル・イメージにもわたしはスパークスを見ましたよ。記事を読むと現在も変らぬ同じスタイルらしいです。考えてみるとすでに40年近いキャリアのスパークス!! 浮き沈み(沈みのほうが長い?)はありましょうが、堅実に自分達の音楽を貫き、評価を得てきた生き方に感心しました。アーティストとしては幸せなことでしょうね!!

●ALBUM TOP(2009-05-09)
3 ← -- Depeche Mode Sounds Of The Universe
19 ← 15 Prince/Bria Valente Lotus Flow3r/MPLSoUND/Elix3r
22 ← 16 U2 No Line On The Horizon
32 ← -- Pet Shop Boys Yes
79 ← 41 Neil Young Fork In The Road
91 ← 89 Soundtrack Mamma Mia!

●POP CATALOG(2009-05-09)
2 ← 3 ABBA Gold -- Greatest Hits
3 ← 6 Journey Journey's Greatest Hits
5 ← 7 Bob Marley And The Wailers Legend: The Best Of Bob Marley And The Wailers
7 ← 2 Creedence Clearwater Revival Chronicle The 20 Greatest Hits
9 ← 12 Tom Petty And The Heartbreakers Greatest Hits
16 ← 26 Michael Jackson Number Ones
17 ← 16 AC/DC Back In Black
18 ← 21 Stevie Wonder The Definitive Collection
19 ← 20 Fleetwood Mac Greatest Hits
22 ← 27 Aerosmith Devil's Got A New Disguise: The Very Best Of Aerosmith
23 ← 24 Pink Floyd Dark Side Of The Moon

●CONCERT GROSSES(2009-05-09)
1 -- Elton John The Colosseum at Caesars Palace Las Vegas, Nev. April 7-8, 10-12, 14-16, 18-19, 21-22, 2009 $6,390,578 43,935 / 45,390 12 / 10 $250, $175, $100
4 -- Bruce Springsteen & The E Street Band TD Banknorth Garden Boston, Mass. April 21-22, 2009 $3,006,655 33,035 / 33,477 2 / 1 $95, $65
5 -- Bruce Springsteen & The E Street Band Los Angeles Sports Arena Los Angeles, Calif. April 15-16, 2009 $2,807,010 31,080 / 33,094 2 / 0 $95, $65

(http://www.billboard.com/より)

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2009年5月 2日 (土)

ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1971年5月号

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今回は、「ミュージック・ライフ」1971年5月号から広告を数点載せてみました。まだネタを探す余裕がないのでまたこの雑誌から。表紙は、ピンク・フロイド。この写真は好きですね。建築学を学んだメンバーもいるぐらいですから、たぶんバックに見える建築物のイメージも考えてのことでしょう。彼らの音楽とマッチしています。

そのフロイドの徹底的研究という記事を始め、「ストーンズさよならコンサート」と題されたローリング・ストーンズ、ロンドンでの最後のライブを収めた9ページのモノクロ・グラビア。余白!? を黒でデザイン。写真の良さもあり、カッコイイページです。この「最後」という意味は、英国デッカとの契約問題によるもので、ミック・ジャガーからの挑戦状のようなものですね。

で、いろいろ話題はあるのですが、個人的な希望で!? 今月号はこれを載せたいです!! 以前に何回か書いたことのある「今月のベスト・テン」!! そうです、「7人の選考委員によって選出された今月のML推薦シングル」というもの。選考委員は、亀渕昭信さん、浮田周男さん、渡辺勲さん、八木誠さん、田中正美さん、星加ルミ子さん、東郷かおる子さんという顔ぶれです。

では、第1位から下位へ順に。
第1位 『アナザー・デイ』(ポール・マッカートニー)
第2位 『人々に勇気を』(ジョン・レノン・プラスティック・オノ・バンド)
第3位 『明日への叫び』(アース&ファイアー)
第4位 『自由になりたい』(シカゴ)
第5位 『人生の道』(ブルーワー&シップレイ)
第6位 『ホワイト・スワン』(T・レックス)
第7位 『ひとりぼっち』(ボビー・シャーマン)
第8位 『喜びの世界』(スリー・ドッグ・ナイト)
第9位 『バンド・オブ・ゴールド』(フレダ・ペイン)
第10位 『拍手はいっぱい』(ドーン)

とまあ、こんなところがベスト10です。ボビー・シャーマンとドーンの曲はどのようなものだったか記憶にありませんが、その他はどれも耳に馴染んだものばかり。こういうチャートは今ありませんよ!! 知ってる曲が逆に2曲ぐらいかな!? 八木誠さんは感想の中で、フレダ・ペインの『バンド・オブ・ゴールド』に対し「これがあたらなかっらボクしんじゃう。」とコメント!! 作詞作曲は、ホーランド=ドジャー=ホーランド。ヒットソングになるべく、いやヒットソングにすべく創られ、まさに狙いどおりヒットした曲といってもいいでしょう。その軽快なリズムと歌は、わたしもFENで聞いてすぐに気に入りました。ものすごいクリエイティブ能力!! ちょっと前、アメリカン・アイドル出身の歌手がカバーしていたようです。これも現在のAFNで良く聞きました。やはりいい曲というものは、いつの時代の人々をも魅了するものですね。

その他は説明無用でしょう。どのコンピレーション・アルバムだか忘れましたが、アース&ファイアーの横に、「これは誤植ではありません」と印刷されていたものがあった。知らない人が見たらアース・ウィンド&ファイアーと間違えるかも? という配慮からだと思います。結構笑えました!!

以下順に上記写真の主な作品名を載せておきます。

ブルックリン・ブリッジ「デイ・イズ・ダン」、エドウィン・ホーキングズ・シンガーズ「モア・ハッピイ・デイ」、ジ・インプレッションズ「チェック・アウト・ユア・マインド」他(左ページ)

セルジオ・メンデスとブラジル'66「ゴールデン・プライズ」バート・バカラック「バート・バカラック・ゴールデン・ダブル・デラックス」他
ジョー・コッカー「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ」他

エルトン・ジョン「エルトン・ジョン3」
ジョン・レノン/プラスティック・オノ・バンド「ジョンの魂」、ヨーコ・オノ/プラスティック・オノ・バンド「ヨーコ・オノ」他

ドリームス「ドリームス」
ボブ・ディラン「新しい夜明け」、ローラ・ニーロ「魂の叫び」、チャドとジェレミー「コレクションズ」、トム・ラッシュ「消え去りし虹」

ブライアン・ハイランド「ジプシー・ウーマン」他
イフ「イフ2」、グラハム・ボンド「ホリー・マジック」、ブルー・チアー「BC#5オリジナル/ヒューマン・ビーイング」他

ゲス・フー「ハング・オン・トゥ・ユア・ライフ」(シングル)、フェア・ウエザー「トゥティ・フルッティ」(シングル)、タンジェリン・ピール「悲しき願い」(シングル)他
サルヴェイジ「ホット・パンツ」(シングル)、ヴィッキー「マイ・スウィート・ロード」(シングル)、フランシス・レイ「霧のロンドンエア・ポート」(シングル)他

ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス「ジミ・ヘンドリックス・ライブ」、クリーム「ゴールデン・ダブル・アルバム」他(右ページ)

C.C.R.(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)「コスモズ・ファクトリー」「バイヨウ・カントリー」「スージーQ」「グリーン・リバー」「ウィリー&ザ・プァボーイズ」「ペンデュラム」(すべてカセットテープ)

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