2012年7月14日 (土)

ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1975年2月号

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本当に久々の再開です(笑)。
といってもまだ以前のように出来るかわかりませんので、
資料的な意味で載せていきます。
またお付き合いください。

☆表紙 ポール・ロジャース

☆主な内容
●特別企画
「ロック・ジェネレーションに贈る新春エッセー」
横尾忠則 愛川欽也 深作欣二 中村雅俊 
亀淵昭信 加藤和彦 リリィ 西間木洋子

●独占インタビュー
「リンゴ・スターとその仲間達の友情とふれあい」

●来日間近かの2つのスーパー・コンサート
ビートルズ以来の大物!スティーヴィー・ワンダー
ツイン・リード・ギターの極致!ウィッシュボーン・アッシュ

●好評シリーズ
ROCK SOUND SEMINAR ピンク・フロイド(II)
ML人気投票中間成績発表/月間読者プレゼント発表

以下順に上掲載写真の主なアルバム名を記しておきます。

ジョージ・ハリスン「ダーク・ホース」他
ロキシー・ミュージック「カントリー・ライフ」他

スリー・ドッグ・ナイト「ベスト・アルバム」他
グランド・ファンク・レイルロード「ハード・ロック野郎(世界の女は御用心)」他

モット・ザ・フープル「華麗なる煽動者」他
アージェント「ライブ」他

ボブ・ディラン「  」(邦題未定、原題「BLOOD ON THE TRACKS」)他
サンタナ「不死蝶」、ロギンス&メッシーナ「進世界」、デイヴ・メイスン「デイヴ・メイスン」、デビッド・エセックス「スターダスト」

ウイッシュボーン・アッシュ「永遠の不安」他(見開き)

スティービー・ワンダー「ファースト・フィナーレ」他
モータウン・アーティストによるコンピレーション「バンプ・イン・ディスコティック」他

フィービ・スノウ「サンフランシスコ・ベイ・ブルース/ブルースの妖精フィービ・スノウ」他
オハイオ・プレイヤーズ「ファイアー」、バックマン・ターナー・オーバードライブ「ナット・フラジャイル」他

B.T.エキスプレス「ドゥー・イット」他
タンジェリン・ドリーム「フェードラ」他

ロリー・ギャラガー「イン・ザ・ビギニング」他(右ページ)

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2010年1月31日 (日)

ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1975年1月号

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みなさまご無沙汰しておりました。半年以上も更新が滞ったにも関わらず、アクセスやコメント等ありがとうございました。まだまだ合間を見てということになりますが、これからもよろしくお願いいたします。

この間の最大の関心事といえば、個人的にもビートルズのリマスター盤発売というとでしょうか? 今現在もそれらを聞き捲っている状態で、あらためてビートルズの空恐ろしさ!? を感じている次第。もちろんリマスター技術自体の評価もしてということです。

では、まだ本調子にはほど遠い!? ですので簡単に「ミュージック・ライフ」1975年1月号の紹介と行きます。表紙は先のリマスター盤で、ビートルズ時代もいい仕事をしていたと再確認できるジョージ・ハリソン。新春2大特別インタビューでは、ジョン・レノンの記事とともに、本音を吐露。現在さまざまなところでビートルズに関する検証が行われていますが、これらの記事を読むと彼らは当時から結構正直な発言をしているのだなと思いました。こんな人間くさいところがいつまでも続く人気の秘密なのかもしれません。

さて、お正月ということで様々がアーティストからサイン入りのご挨拶がカラー、モノクロ各グラビアに載っています。順に、リンゴ・スター、ロバート・プラント、ジミー・ペイジ、スティーヴ・ハウ、ジョン・アンダーソン、ポインター・シスターズ、バッド・カンパニー、エマーソン・レイク&パーマー、クイーン、ロギンス&メッシーナ、イアン・ハンター、ナザレス、ポール・サイモン、カーリー・サイモン、カルロス・サンタナ、ジェスロ・タル、センセイショナル・アレックス・ハーヴェイ・バンド、スリー・ドッグ・ナイト、ウィッシュボーン・アッシュ、スパークス、スージー・クアトロ…ああっ〜、待ってぇ〜!! まだまだ続きますがこのへんで!?

以下順に上記写真の主なアルバム名を載せておきます。

リンゴ・スター「グッドナイト・ウィーン」他
スパークス「恋の自己顕示」他

ディープ・パープル「嵐の使者」、マリア・マルダー「ドーナッツ・ショップのウェイトレス」
クイーン「シアー・ハート・アタック〜クイーンIII」、イエス「リレイヤー」

サンタナ「不死蝶」他
ロギンス&メッシーナ「進世界/マザー・ロード」他

デイヴ・メイスン「忘れえぬ人」他
ミッシェル・ポルナレフ「ポルナコレクション」、デビッド・エセックス「スターダスト」他

スタイリスティックス「ヘビー」他
ザ・クルセイダーズ「サザン・コンフォート」他

オハイオ・プレイヤーズ「ファイアー」他
ロッド・スチュワート「スマイラー」他

フォーカス「ハンバーガー・コンチェルト」、エリック・クラプトン「461オーシャン・ブールヴァード」他(右ページ)

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2009年5月30日 (土)

ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1973年5月号

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今回は、「ミュージック・ライフ」1973年5月号から広告を数点載せてみました。表紙は、この年の4月に来日を果たしたデヴィッド・ボウイです。ハッキリいってコワイです!? とくにおでこの金色に光っているもの、いやいやオレンジに光る瞳、あらら唇までがマイク&スタンドと同じ色!? いったいなにを考えていたのでしょうか? デヴィッド・ボウイ!! まっ、わたしのような凡人には永遠にわからないことでしょうね。

さて、当然のように今号では日本のロック・ファンに大衝撃を与えたデヴィッド・ボウイが大きくフューチャーされております!! まずは巻頭カラー・グラビア、トップから。3ページとはいえ、それぞれ斬新なコスチュームで今見ても強烈です!! で、飛んでモノクロ・グラビアへとまいります。ここでも3ページ。派手なスーツ姿やライブでの写真で構成。どうやら上のカラーともども本の締め切りに間に合わず、以前のものを使っている模様です。

しかし、本文のほうではそのへんの事情もクリア!! 飛行機嫌いのボウイが船で横浜港に到着した瞬間や、記者会見での写真が少ないですが載っています。船の上から手を振るボウイは大柄のチェックのスーツを着用!? もう違和感全然ないです。スゴイ!! この日は雨だったようですが、ファンが1000人集まるという大盛況!? 帝国ホテルで行われた記者会見では、すでに海外アーティストに馴れていた記者達も華やかな雰囲気に圧倒されたようですね。しかも妻子がいるのにその美声年ぶり!! これはたまらん!?

記者の質問「貴方のような人を見て、世も末だと嘆いている人もいますが……。」(会場爆笑)
ボウイ「Oh!(笑) もしかしたら本当におわりかもしれません。そういう人が正しいのかもしれません。僕からそういう人に対して云うべきことは何もありません。」

この受け答えにデヴィッド・ボウイという人の誠実さと柔軟性を感じますね。その後の彼が歩んだ音楽の変遷もわかろうというものです。そして今野雄二さんによるコンサート評が続きますよ。ロンドンやニューヨークで見た迫力には、届かなかったとやや辛口。でもそれはボウイの音楽の過渡期だらかではなかともとれる発言があります。このへんはボウイのシンパである今野さんがいうのですから、間違いのないところといえるでしょう!!

まあ、そのボウイと関係するかどうかわかりませんが、この後には「ML特別企画 現在ロック歌 ワイセツ考 ロックの歌詞、アノ部分を拡大」という記事が。洋楽、とくに米英のロックは当たりまえですが、英語で歌われている。日本人のわたし達にはなにを歌っているかよほど気にかけないとわかりませんね。で、実は結構「性的」に危ない!? 歌も多いわけですよ。そのいくつかを訳詞にして掲載、分析。文字にするとさらに想像が膨らんじゃって妖しい気分に!? こんなのを高校時代に読むのは体に悪い!? でも興味深々!! ア〜悩ましいのはロックの原本能か? まっ、そんなところで今回は御開き!!

以下順に上記写真の主な作品名を載せておきます。

ケン・ヘンズレー「誇り高き言霊」、ユーライア・ヒープ「魔の饗宴」「悪魔と魔法使い」他(左ページ)

ストローブス「パート・オブ・ユニオン」、フライング・バリット・ブラザース「黄金の城」
ハンブル・パイ「イート・イット」他

T.レックス「タンクス」他
ピンク・フロイド「狂気」他

レッド・ツェッペリン「聖なる館」
ブレッド「ザ・ベスト・オブ・ブレッド」、カーリー・サイモン「ノー・シークレッツ」、ミッキー・ニューベリー「祈りの詩」他

ベック、ボガート&アピス「ベック、ボガート&アピス」

マハビシュヌ・オーケストラ「火の鳥」他
ドノヴァン「コズミック・ホイールズ」他

ベバリー「ラヴ・フェアリー/ベバリーの詩」他
トラフィック「シュート・アウト・アット・ザ・ファンタジー・ファクトリー」他

ダグ・サム「ダグ・サム・アンド・バンド」、アリス・クーパー「ビリオン・ダラー・ベイビーズ」
ポール・バターフィールド「ベター・ディズ/ポール・バターフィールド」、ヴィネガー・ジョー「ロックン・ロール・ジプシーズ/ヴィネガー・ジョー」、ポール・ストゥーキー「ノエル・ポール・ストゥーキー/カーネギー・ホール・コンサート」

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2009年5月 2日 (土)

ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1971年5月号

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今回は、「ミュージック・ライフ」1971年5月号から広告を数点載せてみました。まだネタを探す余裕がないのでまたこの雑誌から。表紙は、ピンク・フロイド。この写真は好きですね。建築学を学んだメンバーもいるぐらいですから、たぶんバックに見える建築物のイメージも考えてのことでしょう。彼らの音楽とマッチしています。

そのフロイドの徹底的研究という記事を始め、「ストーンズさよならコンサート」と題されたローリング・ストーンズ、ロンドンでの最後のライブを収めた9ページのモノクロ・グラビア。余白!? を黒でデザイン。写真の良さもあり、カッコイイページです。この「最後」という意味は、英国デッカとの契約問題によるもので、ミック・ジャガーからの挑戦状のようなものですね。

で、いろいろ話題はあるのですが、個人的な希望で!? 今月号はこれを載せたいです!! 以前に何回か書いたことのある「今月のベスト・テン」!! そうです、「7人の選考委員によって選出された今月のML推薦シングル」というもの。選考委員は、亀渕昭信さん、浮田周男さん、渡辺勲さん、八木誠さん、田中正美さん、星加ルミ子さん、東郷かおる子さんという顔ぶれです。

では、第1位から下位へ順に。
第1位 『アナザー・デイ』(ポール・マッカートニー)
第2位 『人々に勇気を』(ジョン・レノン・プラスティック・オノ・バンド)
第3位 『明日への叫び』(アース&ファイアー)
第4位 『自由になりたい』(シカゴ)
第5位 『人生の道』(ブルーワー&シップレイ)
第6位 『ホワイト・スワン』(T・レックス)
第7位 『ひとりぼっち』(ボビー・シャーマン)
第8位 『喜びの世界』(スリー・ドッグ・ナイト)
第9位 『バンド・オブ・ゴールド』(フレダ・ペイン)
第10位 『拍手はいっぱい』(ドーン)

とまあ、こんなところがベスト10です。ボビー・シャーマンとドーンの曲はどのようなものだったか記憶にありませんが、その他はどれも耳に馴染んだものばかり。こういうチャートは今ありませんよ!! 知ってる曲が逆に2曲ぐらいかな!? 八木誠さんは感想の中で、フレダ・ペインの『バンド・オブ・ゴールド』に対し「これがあたらなかっらボクしんじゃう。」とコメント!! 作詞作曲は、ホーランド=ドジャー=ホーランド。ヒットソングになるべく、いやヒットソングにすべく創られ、まさに狙いどおりヒットした曲といってもいいでしょう。その軽快なリズムと歌は、わたしもFENで聞いてすぐに気に入りました。ものすごいクリエイティブ能力!! ちょっと前、アメリカン・アイドル出身の歌手がカバーしていたようです。これも現在のAFNで良く聞きました。やはりいい曲というものは、いつの時代の人々をも魅了するものですね。

その他は説明無用でしょう。どのコンピレーション・アルバムだか忘れましたが、アース&ファイアーの横に、「これは誤植ではありません」と印刷されていたものがあった。知らない人が見たらアース・ウィンド&ファイアーと間違えるかも? という配慮からだと思います。結構笑えました!!

以下順に上記写真の主な作品名を載せておきます。

ブルックリン・ブリッジ「デイ・イズ・ダン」、エドウィン・ホーキングズ・シンガーズ「モア・ハッピイ・デイ」、ジ・インプレッションズ「チェック・アウト・ユア・マインド」他(左ページ)

セルジオ・メンデスとブラジル'66「ゴールデン・プライズ」バート・バカラック「バート・バカラック・ゴールデン・ダブル・デラックス」他
ジョー・コッカー「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ」他

エルトン・ジョン「エルトン・ジョン3」
ジョン・レノン/プラスティック・オノ・バンド「ジョンの魂」、ヨーコ・オノ/プラスティック・オノ・バンド「ヨーコ・オノ」他

ドリームス「ドリームス」
ボブ・ディラン「新しい夜明け」、ローラ・ニーロ「魂の叫び」、チャドとジェレミー「コレクションズ」、トム・ラッシュ「消え去りし虹」

ブライアン・ハイランド「ジプシー・ウーマン」他
イフ「イフ2」、グラハム・ボンド「ホリー・マジック」、ブルー・チアー「BC#5オリジナル/ヒューマン・ビーイング」他

ゲス・フー「ハング・オン・トゥ・ユア・ライフ」(シングル)、フェア・ウエザー「トゥティ・フルッティ」(シングル)、タンジェリン・ピール「悲しき願い」(シングル)他
サルヴェイジ「ホット・パンツ」(シングル)、ヴィッキー「マイ・スウィート・ロード」(シングル)、フランシス・レイ「霧のロンドンエア・ポート」(シングル)他

ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス「ジミ・ヘンドリックス・ライブ」、クリーム「ゴールデン・ダブル・アルバム」他(右ページ)

C.C.R.(クリーデンス・クリアウォーター・リバイバル)「コスモズ・ファクトリー」「バイヨウ・カントリー」「スージーQ」「グリーン・リバー」「ウィリー&ザ・プァボーイズ」「ペンデュラム」(すべてカセットテープ)

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2009年4月25日 (土)

ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1972年4月号

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今回は、「ミュージック・ライフ」1972年4月号から広告を数点載せてみました。表紙は、T.レックスのマーク・ボランとミッキー・フィン。2人ともピッチリしたずぼん? が妖しい雰囲気を醸し出しています!? 近頃のこの日記、あまり更新が活発でない状況をお許しください。徐々にペースを元に戻していきたいと思います。

さてさて、今月号は来日したCCR(クリーデンス・クリアーウォーター・リバイバル)とピンク・フロイドが話題の中心と。別冊付録「mini-MUSIC LIFE」では来日完全取材、コンサート入場券(実物大)付き、さらにコンサート・ポスター・ミニ版2枚付きという豪華版!! でも、この付録なくしてしまったようで、どこにも見当たらない。残念です!! 本誌のほうは可もなく不可もなく!? といった内容なので、久しぶりに今月号に載っている、イギリス「メロディーメーカー」誌とアメリカ「キャッシュボックス」誌のチャート上位曲を書き出して、懐かしみましょう!?

●「メロディーメーカー」誌1972年2月26日付シングル・チャート
1 SON OF MY FATHER(Chicory Tip)
2 LOOK WOT YOU DUN(Slade)
3 HAVE YOU SEEN HER(Chi-Lites)
4 TELEGRAM SAM(T.Rex)
5 AMERICAN PIE(Don Mclean)

●「メロディーメーカー」誌1972年2月26日付アルバム・チャート
1 ELECTRIC WARRIOR(T.Rex)
2 TEASER AND THE FIRE CAT(Cat Stevens)
3 A NOD'S AS GOOD AS A WINK......TO A BLIND HORSE(Faces)
4 BANGLA DESH(Various Artists)
5 NEIL REID(NEIL REID)

●「キャッシュボックス」誌1972年2月26日付シングル・チャート
1 PRECIOUS & FEW(Climax)
2 WITHOUT YOU(Nilsson)
3 HURTING EACH OTHER(Carpenters)
4 LET'S STAY TOGETHER(Al Green)
5 DOWN BY THE LAZY RIVER(Osmonds)

●「キャッシュボックス」誌1972年2月26日付アルバム・チャート
1 AMERICAN PIE(Don Mclean)
2 THE CONCERT FOR BANGLA DESH(Various Artists)
3 MUSIC(Calole King)
4 HOT ROCKS 1964-1971(Rolling Stones〕
5 LED ZEPPELIN IV(Led Zeppelin)

イギリスとアメリカのチャート傾向の違いは相変わらずですが、アルバム「バングラ・デシュのコンサート」は両国で、同時に売れていましたね。日本でも高額アルバムにも関わらず売れたようです。わたしもそのひとりですが。この5位以下にも、イギリスのアルバム・チャートには『明日に架ける橋』『イマジン』『タペストリー』、アメリカでは『展覧会の絵』『こわれもの』『シカゴ・アット・カーネギー・ホール』など、名作、話題作が続いていて、チャートを見ているだけで楽しめます!! こんな時間の過ごし方もあり!! かな!?

以下順に上記写真の主な作品名を載せておきます。

ユーライア・ヒープ「対自核」他(左ページ)

セルジオ・メンデスとブラジル'77「ゴールデン・プライズ第2集」他
ジム・プライス「ジム・プライス・I」シングル盤「夜明けは近い」

イエス「こわれもの」、キング・クリムゾン「アイランド」
ディオンヌ・ワーウィック「ディオンヌ」、フラワー・トラベリング・バンド「MADE IN JAPAN」他

ニッティー・グリッティー・ダート・バンド「オール・ザ・グッド・タイムス」他
ザ・バンド「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」、ザ・ヤードバーズ「ザ・ヤードバーズ・フューチャリング・ジェフ・ベック」他

ポール・サイモン「ポール・サイモン」、サイモンとガーファンクル「明日に架ける橋」

ボブ・ディラン「ボブ・ディラン・グレーテスト・ヒット第2集」、スライ&ファミリー・ストーン「暴動」他
ミッシェル・ポルナレフ「ミッシェル・ポルナレフ3」、マウンテン「マウンテン・ライブ/悪の華」他

ジェフ・ベック・グループ「ラフ・アンド・レディ」他
ジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、リンゴ・スター、エリック・クラプトン、レオン・ラッセルほか「バングラ・デシュ」

ニルソン「ニルソン・シュミルソン」シングル盤「ウイズアウト・ユー」

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2009年3月20日 (金)

ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1976年3月号

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今回は、「ミュージック・ライフ」1976年3月号から広告を数点載せてみました。表紙は、エアロスミスのスティーブン・タイラー。当時の流行りメイクか目のまわりを黒くして、こちらを見ているのか? いないのか? とにかくすごい迫力です!! 

え〜今回はですね、「ミュージック・ライフ」毎年恒例の目玉企画「ML人気投票」の1976年度の最終結果が巻頭グラビアに載っていますので、それを書いてみましょう!! タイトルは「1976 第26回 ML人気投票最終結果 ここに発表!」!! これは、前年の10月から6ヵ月間にわたってハガキ応募したもの。当時の人気ロック・アーティストは誰かすぐにわかっちゃいますよ!! では、早速まいりましょう!!

海外部門「グループ」の1位はクイーンです。写真のキャプションには「前回はグループ部門で3位、ザ・ベスト・ミュージシャン・オブ・ジ・イヤーで2位だったクイーンだが、76年度は2つ共ナンバー・ワンに輝くという快挙と遂げた。アッという間にトップに輝いた彼らだが、今後の活躍が注目される。」と短いながらもクイーンの急速な人気ぶりを表しています。

「男性ボーカル」の1位は、そのクイーンとえばこの人、フレディ・マーキュリーがロバート・プラントを抑えてトップに!! 「この1年間で、日本の多くの女の子を魅了したヴォーカリストは、フレディだ。」と女性からの支持が高かったことを裏付けているようです。「女性ボーカル」1位は、オリビア・ニュートン・ジョン。彼女も前年16位から一気に1位へ躍進!! 「清純なイメージには好感が持てる。」と絶賛されております。「ベーシスト」部門の1位は、ポール・マッカートニー!! もう不動の存在ですね。「ヒット連発、すばらしいアルバムの発表」とこの年のポールを高く評価!! 

「ギタリスト」部門と「ドラマー」部門の1位は、絶大なるクイーン人気を反映してかブライアン・メイとロジャー・テイラーが選ばれています。「キーボード・プレーヤー」部門は、キース・エマーソン!! 「ここの所、まるっきり活躍が見られなかったキースだが、」と書かれるも、依然高い人気を誇っていることがわりますね。「アザー・インストゥルメンタリスト」は、トッド・ラングレンで昨年から引き続きの受賞!! 日本部門「グループ」の1位はクリエイションとなっております。「フェリックス・パッパラルディの協力の下、一廻りもニ廻りも成長したクリエイション。世界にはばたくグループとして期待できる。」と評価されてます。写真にはそのフェリックス・パッパラルディもメンバーとして写っていますね。グラビアでの紹介はここまでです。

以下その他の部門を簡単に。「コンポーザー」部門1位はポール・マッカートニー。「ザ・ベスト・ミュージシャン・オブ・ジ・イヤー」はクイーン。「ベスト・シングル」は『あの娘におせっかい』(ウイングス)。「ベスト・アルバム」は「フィジカル・グラフィティ」(レッド・ツェッペリン)。国内「男性ボーカル」は井上陽水。「女性ボーカル」は荒井由実。「ギタリスト」には竹田和夫。「ベーシスト」は細野晴臣。「ドラマー」は岡井大ニ。「キーボード・プレーヤー」は大野克夫。「アザー・インストゥルメンタリスト」には富田勲。となっておりました!! 少し懐かしい名前もありましたが、お楽しみいただけましたでしょうか? では、このへんで!!

以下順に上記写真の主な作品名を載せておきます。

東芝EMI株式会社「'76に飛び出すポップス界のホープ達」キャンペーン(ピンナップ裏)

エルキー・ブルックス「リッチ・マンズ・ウーマン」、キム・カーンズ「愛の影」
ステックス「分岐点」

スイート「甘い誘惑」他
グランド・ファンク・レイルロード「驚異の暴走列車」他

ベイ・シティ・ローラーズ「青春のアイドル」他
クラフトワーク「放射能」、ミスター・ビッグ「甘美のハード・ロッカー」他

ニール・ヤング「ZUMA」、イーグルス「グレイテスト・ヒット1971〜1975」
クイーン「オペラ座の夜」、ディープ・パープル「カム・テイスト・ザ・バンド」他

アース、ウインド&ファイアー「灼熱の狂演」
ボブ・ディラン「欲望」、マイケル・マーフィー「白鳥は太陽に向かう」

デビッド・ボウイ「ステイション・トゥ・ステイション」、ホット・ツナ「イエロー・フィーバー」
ザ・キンクス「不良少年のメロディ」、ジェリー・ティペット「残照」他

キッス「地獄の軍団」、アイス「フリスコ・ディスコ」
エンジェル「天使の美学」

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2009年1月31日 (土)

ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1972年1月号

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今回は、「ミュージック・ライフ」1972年1月号から広告を数点載せてみました。表紙は、クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤングです。この時期は、メンバーが4人という場合必ずといっていいほど、ビートルズの「レット・イット・ビー」を意識したデザインが見受けられました。この号もバックは黒と、1人1人を枠で囲まないまでも同じような構成。シンプルで力強いデザイン。これ以上のものはないのかもしれません。新年号らしく「オリジナル・ポスター」が付録で付いてきたのですが、ちょっとなくしてしまったようです。残念!!

グラビアに写るビッグ・アーティストも当然のように若い!! でも、みんなカッコイイですね!! 本文のほうを見ますと、のっけからジョンとポールの「冷戦」模様が。その後には、三橋一夫さんのテキストで「ブリテッシュミュージック 現代に息づくトラディショナルに見事な結実」と題された7ページにもわたる特集が組まれています。相関図などもあり、このへんの音楽に詳しくないわたしには、懐かしい名前とともに「へ〜なるほど!!」と合点のいくことばかり。今からみると勉強になります。サンディー・デニーのまだ少女のような笑顔がいい!!

今月号は比較的地味!? な内容。そこで久しぶりに「ブレイク・アウト・シングル これがヒットだ!」から、「今月のベスト・テン」を載せておきましょう。選考方法などは以前載せたので省きます。では10位から!!

10位『心の光』イエス
9位『アイム・ルージング・ユー』ロッド・スチュワート
8位『黒いジャガーのテーマ』ベンチャーズ(これはベンチャーズのバージョンが選ばれています)
7位『ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)』ジョンとヨーコ
6位『ブラッドノット』ボーイズ
5位『戦争をやめよう』グランド・ファンク・レイルロード
4位『清流はいずこへ』ビーチ・ボーイズ
3位『チャッキー・ワゴン』ルー・クリスティー
2位『愛のわかれ道』ブレッド
1位『オールド・ファッションド・ラヴ・ソング』スリー・ドッグ・ナイト

10位以下もですね、ピンク・フロイドの『吹けよ風呼べよ嵐』、メラニーの『心の扉をあけよう』、たしかこの曲は最近女の子の歌手かバンドでカバーされているようです。良くAFNで流れていますよ。そして、ディープ・パープルの『ファイアーボール』などなどがあげられています。この頃の発売だったなんてちょっと忘れてました。どん尻にはストローブスの『戦争の終わる日まで』と邦題の付いたシングルまで。こうしてみると選ばれた30曲中、「戦争」とタイトルの付いたものが3曲。これが多いか少ないかは意見の分かれるところでしょうが、当時の関心事であったことは間違いないでしょう。また、ストローブスの『戦争の終わる日まで』では、選者の1人であるラジオ関東(現ラジオ日本)のプロデューサー・浮田周男さんが「中近東風なサウンドですが、いっこうに中近東では争いが止みません。関係ないだろうな。」とコメント。楽曲との関連は不明。でも、今でも同じか……ここには「CHANGE」はないようです!!!

以下順に上記写真の主な作品名を載せておきます。

マンゴ・ジェリー「マンゴ・ジェリー・スペシャル」、メラニー「ギャザー・ミー」他(左ページ)

SHUREマイクロフォン565広告、イメージ・キャラクター「レッド・ツェッペンリ=ロバート・プラント」(左ページ)

シカゴ「シカゴ・ライブ・アット・カーネギー・ホール

サンタナ、マウンテン、ポコ、ニュー・ライダース・オブ・ザ・パープル・セージ「4大ロック・アルバム・キャンペーン」
フィフス・ディメンション「ライブ」

シェール「悲しきジプシー」、ウィッシュボーン・アッシュ「巡礼の旅」、ニール・ダイアモンド「スイート・キャロライン/ニール・ダイアモンド・デラックス」(左ページ)

クリス・クリストファーソン「クリス・アゲイン〜詩と真実の世界」「クリストファーソンの魂」他
ローリング・ストーンズ「ギミー・シェルター」(20世紀FOX映画提供「ギミー・シェルター」オリジナル集)他

クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング「金字塔(C,S,N&Yのすべて)」
レッド・ツェッペリン「レッド・ツェッペリンIV」

東芝カセットテープ「C.C.R./ペンデュラム」「ラム/ポール・マッカートニー」「スリー・ドッグ・ナイト」「ヘッド・ロックの開拓者 ピンク・フロイドの道」他

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2009年1月17日 (土)

ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1976年1月号

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今回は、「ミュージック・ライフ」1976年1月号から広告を数点載せてみました。表紙は、いわずと知れたポールとリンダ・マッカートニー!! 新年特大号には、来日をひかえこの上ない人選であります。羽子板を持ち微笑む2ショットもお正月気分満載!! 表紙のデザインも赤に金色とおめでたさを盛り上げます!! が、ががが、本誌中身を見るとポール・マッカートニー&ウイングスの来日中止を伝える記事が!! カラー・グラビアでは「来日」を前面に多くのページを割いているのに…。当時の混乱ぶりが伺えますね。

ビートルズ解散から6年。ウイングスも最も成功を収めていた絶頂期。そんな時にあのポール・マッカートニーの来日です。「ミュージック・ライフ」誌のはしゃぎ!? ようもわかろうというもの。巻頭カラー・グラビアから、ポール一色!! まずはML人気投票の楯を手にしたポールとリンダ。続いては、オーストラリアでのウイングスのライブから。ポールが着物のような衣装でリッケンバッカーのベースを弾いているお馴染みの光景。隣にはギターのジミー・マックロー、若い!! ページをめくると、赤いライトを背に演奏するポールの写真。横のページにはその他のメンバーが4分割で。さらにページをめくるとベースを引きながら歌っているポール。臨場感溢れる写真が並びます。

さあ、その後広告をはさんで、彼らのオフ・ショットが。ポールとリンダの、これはホテルの1室ですかね、くつろいだ写真。2人の直筆サインが赤で印刷されています。次ぎはメンバーであるデニー・レーンとジミー・マックローの船遊びショット!! シドニー湾の風が気持ち良さそうです。ページをめくると、コアラ・ベアと遊ぶポール一家。ヘビに首を巻かれて苦しそうな顔をするポール、俺はアリス・クーパーじゃないっつうの!? 以上11ページ。

本文記事の最初には、「僕が日本に行けないなんて!!」と題された記事が、タイトルに写るポールの悲痛な顔をした写真とともに8ページ分載っています。そのへんの経緯、水上はるこさんと石坂敬一さんとの緊急座談会で構成。ポールのマネージャーであるブライアン・ブローリー氏の謝罪文。また、「3万人署名運動」の呼び掛けもありますね。その鉾先は当時の稲葉法務大臣と。ブローリー氏は日本の法律には従うと述べています。ということでポール・マッカートニー&ウイングスも70年代には来なかった。そして、およそ10年後にわたしは東京ドームでポールとリンダを見たということに。

その他新年号らしく、各アーティストから新年のご挨拶が写真とともに届いております。のっけはクイーン、以下ウィッシュボーン・アッシュ、スージー・クアトロ、エルトン・ジョン、バッド・カンパニー、キッス、パイロット、アメリカ、ジェスロ・タル、ジャスティン・ヘイワードとジョン・ロッジ、ロキシー・ミュージック、アリス・クーパー、ジェームス・テイラー、ここまでが第1弾。あいだがあいて第2弾もあるのですが、長くなるのでご勘弁!? ところで、カラー・グラビアに写る京都でくつろぐエリック・クラプトンとパティ・ボイドの2ショット。ジーンズとシャツ姿なのに、なんだか2人の世界、なまめかしい!?

以下順に上記写真の主な作品名を載せておきます。

スプリンター「わが青春の時」、ヘンリー・マックロー「旅立ち」
レオ・セイヤー「アナザー・イヤー」

ロリー・ギャラガー「アゲインスト・ザ・グレイン」他
オザーク・マウンテン・デアデヴィルス「カー・オーバー・ザ・レイク」他

エルトン・ジョン「ロック・オブ・ザ・ウェスティーズ」他
スージー・クアトロ「スージー・クアトロ・ストーリー 栄光のゴールデン・ヒッツ」他

クイーン「オペラ座の夜」他
ニール・ヤング「ZUMA」他

リトル・フィート「ラスト・レコード・アルバム」他
ディープ・パープル「カム・テイスト・ザ・バンド」他

ミッシェル・ポルナレフ「ポルナレフU.S.A.」
サイモンとガーファンクル「マイ・リトル・タウン」(シングル)、ポール・サイモン「時の流れに」、アート・ガーファンクル「愛への旅立ち」

シルバー・コンベンション「銀河の妖精」他
ドナ・サマー「愛の誘惑」他

フォーカス「マザー・フォーカス」他
デヴィッド・クロスビー&グレアム・ナッシュ「ウィンド・オン・ザ・ウォーター」他

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2008年11月15日 (土)

ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1972年11月号

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今回は、「ミュージック・ライフ」1972年11月号から広告を数点載せてみました。表紙は、元祖眼力王!? の称号を与えたいレオン・ラッセル。この時期、彼が主催するシェルター・レーベルの日本発売が開始されました。その自信がみなぎる眼光は鋭い!! で、話はぜんぜん違いますが、この号に写る、リンゼイ(リンジー?)・デ・ポールやローラ・ニーロを見ていると、いつの時代も美人は美人なのだと妙に感心!?

美しいといえばですね、男も美しくなければいけないと1972年あたりから化粧をしたロック野郎ども(失礼)が大挙して出現!! おおざっぱにそれらを「グラム・ロック」などというようになりました。この号の「ミュージック・ライフ」もグラム・ロックを特集しております。題して「特集 不気味なグラム・ロックの正体! 証言構成:私はこの目でグラム・ロックをみた」です。なにやら見てはけないものを見たような見出し!?

まずは、巻頭モノクロ・グラビアから。「GLAM ROCK 華開く妖しい世界 グラム・ロックに注目!!」というタイトルで、デヴィッド・ボウイ、モット・ザ・フープル、マーク・ボラン、スレイドが写っております。ちょっと飛びまして、第2カラー・グラビアでは、ライブ中のアリス・クーパーなんざを。こちらはSMチックでもあります。

さあさあ、本題の特集記事です。「特集 不気味なグラム・ロックの正体! その退廃的な非現実の世界」小タイトルが変ってますね。グラム・ロックのイメージは以下のリード文に表れているので、ちと引用。

「アイシャドーをべったり塗ったギトギトのお化粧、スパンコールのついたサテンのテカテカ、ギラギラした服装をまとい、モノセックス的な風貌でロックン・ロールを歌うT.レックス、デビッド・ボウイはグラム・ロックの代表格と言われている。脱ビートルズをめざしたロンドン子が生み出した新しいロンドン・ポップ・グラム・ロックは妖えんな魅力、不健康な美を持ちながら、常に聞く者、見るものをぐんぐんと摩訶不思議な世界に導いていく。(以下割愛)」

本文は2章立てで進みます。「第1章 グラム・ロックとは何だろう?」は、保多敏さんのテキスト。そこにグラム・ロックのアーティストとしてあげられのが、T.レックス、デビッド・ボウイ、モット・ザ・フープル、アリス・クーパー、ホークウィンド、ルー・リード、ストゥージス、シャ・ナ・ナ。「第2章 私はグラム・ロックを見た! 証言構成」が続きます。「華麗で無垢なスターマンの世界」(湯川れい子)、「グラム・ロックのスターは最高の被写体」(鋤田正義)、「ドロドロしたローマ帝国末期の狂い咲き」(石坂敬一)、「観なきゃわからないグラム・ロックのよさ」(加藤ミカ)、「宇宙と未来への渇望」(高橋明子)。どのテキストも熱気をはらんでおります!!

いや、人間というものは、いつの時代も未知のものに惹き付けられるのですね。それが妖しく、危険であればあるほど魅力が増すと。たしかになにが飛び出すかわからない、おもしろい現象でもありました!!

以下順に上記写真の主な作品名を載せておきます。

レッド・ツェッペリン「レッド・ツェッペリンIV」「レッド・ツェッペリンI」「レッド・ツェッペリンII」「レッド・ツェッペリンIII」(ミュージック・ライフ特製PIN-UP LED ZEPPELIN:in Japan 裏)

シェルター・レコード・キャンペーン=フレディー・キング「テキサス・キャノンボール」、レオン・ラッセル「カーニー」
ROCK IMPACT '73キャンペーン=ロッド・スチュワート「ネバー・ア・ダル・モーメント」、ブラック・サバス「ブラック・サバス4」他

ローラ・ニーロ来日告知広告
エリック・アンダースン「ブルー・リバー」他

カルロス・サンタナ&バディ・マイルズ「カルロス・サンタナ&バディ・マイルズ!ライブ!」、ジャニス・ジョップリン「ジョップリン・イン・コンサート」、シカゴ「シカゴv」、サイモンとガーファンクル「サイモンとガーファンクル・グレーテスト・ヒット」
レズリー・ウエスト-マウンテン「レズリー・ウエスト/マウンテン」他

モット・ザ・フープル「すべての若き野郎ども」他
ミッシェル・ポルナレフ来日告知広告

アトミック・ルースター「メイド・イン・イングランド」
キャラヴァン「ウォータルー・リリー」、マイク・ダボ「レイチェルの部屋」他

イエス「危機」
カクタス「汗と熱気」、ジェスロ・タル「リヴィング・イン・ザ・パースト」

T.レックス「パーフェクト/T.レックス」他
ジミ・ヘンドリックス「ジミ・ヘンドリックス・ライヴ Vol.II」他

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2008年10月25日 (土)

ポップ・ジェネレーションのための「ミュージック・ライフ」1975年10月号

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今回は、「ミュージック・ライフ」1975年10月号から広告を数点載せてみました。表紙は、ドゥービー・ブラザーズの面々です。この頃が一番ノッていた時期でしょう。ヘア・スタイルやファッションが懐かしいですね。こういう姿の人をよく街で見かけましたっけ。

この号の特集は、わたしもコンサートに行った「ワールド・ロック・フェス立体取材」です。プログラムや印象記は2006年3月の日記に載っていますので、よろかったらどうぞ。ここでは、「ミュージック・ライフ」に書かれていることを中心に後日談として、お聞きください。

巻頭カラー・グラビアは、4ページ目から。見出しは「大成功に終わったワールド・ロック・フェスティバル」。見開き1ページづつ、ジェフ・ベックのギターを弾くライブ写真。衣装が違うので、別の会場のものと思われますが。バックをつとめたドラムスのバーナード・パーディ、ベースのウィルバー・バスコム、キーボードのマックス・ミドルトンも載っていますね。この後の本文記事にも書かれていますが、ジェフ・ベック実は日本に来る前から体調が悪かったとのこと。各地で開かれたこのフェスでも、キャンセルしたところもあったそうです。ミュージック・ライフによると、軽い肋膜炎だと。どうりで、後楽園では2番手という早い時間に出てきたはずです。でも演奏はすごかったな!! ページをめくると、もう夜のシーン。フェリックス・パパラルディ&ジョーの熱演。さらにめくると、ニューヨーク・ドールズのデヴィッド・ヨハンセン。ステージではいろいろやっていたようですが、ほぼバック・ネット裏からは良く見えなかった。

で、記事ページでは、そのジェフ・ベック滞在記。急病とはいえ、楽屋裏では大変だったようです。特別インタビューでは、ジョー&フェリックス・パパラルディ2人のインタビュー記事。もうひとつは、デヴィッド・ヨハンセンへのインタビュー。記事の最後には、恒例!? の水上記者、東郷記者、デヴィッドをはさんでの3ショット写真。女性陣はうれしそうな顔!? 本文特集の最後は、「ワールド・ロック・フェスティバルを終えて…」ということで、内田裕也さん、竹田和夫さん、森園勝敏さんら、日本側出演者達の感想記が載せられています。

そして、ぐ〜と後ろのほうのモノクロ・グラビアでも「真夏の太陽の下に集って…」という、フォト&レポートが。トビラはもちろんジェフ・ベック。ページをめくると、フェリックス・パパラルディ、ジェフ・ベック、ジェフ・ベック・グループ、ジョー、ワールド・ロック・フェスティバル・バンドのライブ写真が見られます。またまたページをめくると、ニューヨーク・ドールズ、イエローのライブ写真と共に、東郷かおる子さんのレポート。最終ページは、カルメン・マキ&オズ、クリエイション、四人囃子のパフォーマンスが写っています。

このように大きな扱いだったのは、それほどこのフェスに寄せる想いが強かったということでしょうか。その後大きな動きにならなかったのは、フェスティバル運営のむずかしさを物語っています!!

以下順に上記写真の主な作品名を載せておきます。

ジョン・デンバー「風の詩」、デビッド・キャシディ「青春のポートレート」他(左スペシャル・ピンナップ裏)

プロコル・ハルム「プロコルズ・ナインス」他

ソロモン・バーク「新たな出発」、ジェイムズ&ボビー・ピューリファイ「永遠のデュオ」他

ピンク・フロイド「炎」

ベイ・シティ・ローラーズ「噂のベイ・シティ・ローラーズ」他
スティーブ・スティルス「孤高の世界」他

エディー・ケンドリックス「ザ・ヒット・マン」他
ミラクルズ「ドント・チャ・ラブ・イット」、ソフトーンズ「ソフトーンズ」

ジミ・ヘンドリックス「クラッシュ・ランディング」他
マキシム「追憶のコンチェルト」他

Greco広告「フェリックス・パパラルディ」使用楽器EB720

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